...老いたる舟子一人にて舟を漕ぐ...
大町桂月 「月の隅田川」
...舟漕ぐ目路(めぢ)にと輕くすゑぬ...
薄田泣菫 「泣菫詩抄」
...「I am a oarsman Rowing.」と漕ぐ恰好をすると...
田中英光 「オリンポスの果実」
...ル(マヽ)ユツクサツクがかるい朝風・向日葵日にむいてゐるまへをまがる・空ふかうちぎれては秋の雲水底からおもく釣りあげたか鮹で・いながはねるよろこびの波を漕ぐ葱も褌も波で洗ふ・足は波に...
種田山頭火 「行乞記」
...李景雲に漕ぐのを止めさして...
豊島与志雄 「画舫」
...自分の舟を漕ぐ様子を見入っていたのだ...
中里介山 「大菩薩峠」
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長塚節 「長塚節歌集 上」
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長塚節 「長塚節歌集 上」
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野口雨情 「のきばすずめ」
...規則正しい漕ぐ手を休めないままで投げキスを送るという芸当をやって見せた...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「火夫」
...そこで舟を漕ぐ船頭迄百歳の人のやうな気がするといふのであらう...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...みんなが漕ぐのを止めた...
フィオナ・マクラウド Fiona Macleod 松村みね子訳 「浅瀬に洗う女」
...山は裂け海はあせなん世なりとも君にふた心われあらめやも箱根路をわが越え来れば伊豆(いず)の海やおきの小島に波のよる見ゆ世の中はつねにもがもななぎさ漕ぐ海人(あま)の小舟(おぶね)の綱手かなしも大海(おおうみ)のいそもとどろによする波われてくだけてさけて散るかも箱根路の歌極めて面白けれども...
正岡子規 「歌よみに与ふる書」
...岸の方へさして船を漕ぐのでした...
室生犀星 「不思議な魚」
...通例は五人か六人で一艘を漕ぐやうであつた...
柳田國男 「瀬戸内海の島々」
...漕ぐ...
夢野久作 「能とは何か」
...ゐざり車を漕ぐゐざり...
與謝野寛 「妄動」
...必要とあれば飛ぶように早く漕ぐことも出来たし...
和辻哲郎 「鎖国」
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