...あるいは潅漑によって祝福をもたらすことも...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...灌漑が行われつつある範囲の広汎さは...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...其青田に灌漑する...
石川啄木 「二筋の血」
...現に京都西陣などは水藍を灌漑して使用しておりますが...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...灌漑用水の方は地價金が高い...
田中正造 「公益に有害の鑛業を停止せざる儀に付質問書」
...灌漑用の潴水池(ちょすいち)を設けて...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...先づ灌漑工事を興して水利を治めたりき...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...問題は畑灌漑であるが、灌漑といっても、水を畑に入れることが、大問題ではない...
中谷宇吉郎 「コロラド通信」
...それを今年の春から「灌漑にとりかかった」のである...
中谷宇吉郎 「コロラド通信」
...灌漑方法について万端の指導をする...
中谷宇吉郎 「コロラド通信」
...灌漑水の取入口の上に鉄板を載せて...
中谷宇吉郎 「農業物理学夜話」
...イムペリアル平原を灌漑した...
中谷宇吉郎 「北海道開発に消えた八百億円」
...三つの灌漑工事が出来あがった...
久生十蘭 「泡沫の記」
...其水溜は又風呂塲ともなり洗濯塲ともなれば田の灌漑にも用ひられる...
松本文三郎 「世界に於ける印度」
...漑(そそ)ぐに水を以てす...
南方熊楠 「十二支考」
...隴畝(ろうほ)の中数処に桔槹井(けつかうせい)を施て灌漑の用をなす...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...また赤倉の谷から水を導いて村の耕地に灌漑(かんがい)したのも...
柳田国男 「山の人生」
...この広大な土地の整理や灌漑(かんがい)法の計画をたてたのはおれだし...
山本周五郎 「青べか物語」
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