...きまつたやうに頭に被てゐた頭巾で漉すことにしてゐた...
薄田泣菫 「独楽園」
...平潟より洞門をくゞれば直ちに關田の濱なり日は見えてそぼふる雨に霧る濱の草に折り行く月見草の花雀等よ何を求むと鹽濱のしほ漉す朶の棚に啼くらむ松蔭の沙にさきつゞくみやこ草にほひさやけきほの明り雨松蔭は熊手の趾もこぼれ葉も皆うすじめりみやこ草さく十四日...
長塚節 「長塚節歌集 中」
...又目の粗い布の袋で漉すのであらう...
柳田國男 「食料名彙」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??