例文・使い方一覧でみる「漂」の意味


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...濁(にご)った朱(しゅ)の色を(ただよ)わせている...   濁った朱の色を漂わせているの読み方
芥川龍之介 「馬の脚」

...絶え絶えに其処(そこ)から(ただよ)つて来る...   絶え絶えに其処から漂つて来るの読み方
芥川龍之介 「沼」

...その暗い狭い汚い一室に巴渦を巻くやうにひわたつた...   その暗い狭い汚い一室に巴渦を巻くやうに漂ひわたつたの読み方
田山録弥 「一室」

...あの時の異臭に似たものが鼻の先にってくる...   あの時の異臭に似たものが鼻の先に漂ってくるの読み方
豊島与志雄 「猫捨坂」

...なかんずく創世記の一節「元始に神の霊水の上にいたりき」という句についての論があった...   なかんずく創世記の一節「元始に神の霊水の上に漂いたりき」という句についての論があったの読み方
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」

...そしてなお中天に暮れ残った明るみがっている時...   そしてなお中天に暮れ残った明るみが漂っている時の読み方
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」

...空にう寒い雲のみを屋根として都会の砂漠(さばく)に夜眠る者...   空に漂う寒い雲のみを屋根として都会の砂漠に夜眠る者の読み方
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」

...材木や家財道具までも濁流の中にうて流れて行くうちに...   材木や家財道具までも濁流の中に漂うて流れて行くうちにの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...白い帆が雲とも水とも見分け難き境(さかい)に(ただよ)い来て...   白い帆が雲とも水とも見分け難き境に漂い来ての読み方
夏目漱石 「草枕」

...庭一ぱいにつてゐたから...   庭一ぱいに漂つてゐたからの読み方
新美南吉 「良寛物語 手毬と鉢の子」

...民が国へ帰れば...   漂民が国へ帰ればの読み方
久生十蘭 「ボニン島物語」

...微笑を顏中にはせて...   微笑を顏中に漂はせての読み方
水野仙子 「嘘をつく日」

...若草の匂いがあたりにってい...   若草の匂いがあたりに漂っていの読み方
山本周五郎 「青べか物語」

...江戸気分をわした店構えが明治時代には市中到るところに見られたが...   江戸気分を漂わした店構えが明治時代には市中到るところに見られたがの読み方
山本笑月 「明治世相百話」

...御下命の如き着の時日等の記入は不可能と被為存候(ぞんぜられそうろう)...   御下命の如き漂着の時日等の記入は不可能と被為存候の読み方
夢野久作 「瓶詰地獄」

...木石になった人間の孤独な音の美しさをわせていて私は好きであった...   木石になった人間の孤独な音の美しさを漂わせていて私は好きであったの読み方
横光利一 「夜の靴」

...そこに(ただよ)う船影を見つけると...   そこに漂う船影を見つけるとの読み方
吉川英治 「江戸三国志」

...まだ宵(よい)の陰惨の空気が(ただよ)っていた...   まだ宵の陰惨の空気が漂っていたの読み方
吉川英治 「鳴門秘帖」

「漂」の読みかた

「漂」の書き方・書き順

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