...木剣は勿論(もちろん)「水滸伝」以来二度と彼の手に取られなかった...
芥川龍之介 「大導寺信輔の半生」
...世に類(たぐひ)無く烏滸(をこ)なるを...
上田敏 上田敏訳 「海潮音」
...それは恰度「新編水滸伝」の絵の時の出来事でございます...
上村松園 「幼き頃の想い出」
...ところが『弓張月』だったか『水滸画伝』だったかの時...
内田魯庵 「八犬伝談余」
...水滸伝(すいこでん)の花和尚(かおしょう)魯智深(ろちしん)も斯(か)くやと見えるのであった...
江見水蔭 「死剣と生縄」
...彼等夫妻は千曲川(ちくまがわ)の滸(ほとり)に家をもち...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...高原の中の小川を求めてその滸(ほとり)に下り...
中島敦 「李陵」
...しかし烏滸(おこ)がましいが...
西田幾多郎 「デカルト哲学について」
...夢中で読んだ太閤記や水滸伝に...
野村胡堂 「胡堂百話」
...『水滸伝』や『南総里見八犬伝』に寝食を忘れたのは...
野村胡堂 「随筆銭形平次」
...滸我などとも書いて古い地名であり...
柳田國男 「地名の研究」
...いつて立つのも烏滸がましい...
吉川英治 「折々の記」
...烏滸(おこ)なる児言(じげん)...
吉川英治 「三国志」
...宋朝水滸伝(そうちょうすいこでん)には槍の達人がさかんにみえるし...
吉川英治 「私本太平記」
...ついに宋朝の天下を危うくするという大陸的構想の中国水滸伝(すいこでん)は...
吉川英治 「新・水滸伝」
...水滸(すいこ)の寨(とりで)は...
吉川英治 「新・水滸伝」
...水滸(すいこ)の賊が...
吉川英治 「新・水滸伝」
...水滸(すいこ)の大寨(たいさい)は凱旋した仲間を迎えて...
吉川英治 「新・水滸伝」
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