例文・使い方一覧でみる「滲」の意味


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...狭い額には汗がんでゐる...   狭い額には汗が滲んでゐるの読み方
石川啄木 「鳥影」

...その毒の硝子壜(がらすびん)の中味が傷にみるのだ...   その毒の硝子壜の中味が傷に滲みるのだの読み方
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」

...寒さは骨までもみ透るように身内に迫ってくる...   寒さは骨までも滲み透るように身内に迫ってくるの読み方
伊藤野枝 「転機」

...上からみこんで来た液は...   上から滲みこんで来た液はの読み方
海野十三 「今昔ばなし抱合兵団」

...しつとりと心の底までみとほるのもいい気持でした...   しつとりと心の底まで滲みとほるのもいい気持でしたの読み方
薄田泣菫 「茶立虫」

...雨が洋服に(し)み透って寒くなって来たので...   雨が洋服に滲み透って寒くなって来たのでの読み方
谷崎潤一郎 「細雪」

...それが噛み尽されて八万四千の毛孔から(にじ)み出す頃には...   それが噛み尽されて八万四千の毛孔から滲み出す頃にはの読み方
寺田寅彦 「チューインガム」

...机に向かっている私の手にも汗がみ...   机に向かっている私の手にも汗が滲みの読み方
外村繁 「日を愛しむ」

...ただ彼を楽しむに過ぎない」彼の掌には油汗が(にじ)みでていた...   ただ彼を楽しむに過ぎない」彼の掌には油汗が滲みでていたの読み方
富ノ沢麟太郎 「あめんちあ」

...夫の身体へみ込むだろうと思えた...   夫の身体へ滲み込むだろうと思えたの読み方
直木三十五 「南国太平記」

...油汗のむ滑稽を感じた...   油汗の滲む滑稽を感じたの読み方
牧野信一 「「悪」の同意語」

...またトロトロとする甘い睡さのやうなものがムヅムヅと砂の中からみ出て――さつきと全く同じ気持に返つて居りました...   またトロトロとする甘い睡さのやうなものがムヅムヅと砂の中から滲み出て――さつきと全く同じ気持に返つて居りましたの読み方
牧野信一 「砂浜」

...両脇から脊筋へかけてべツとりとみ出た不気味な汗を拭ひとつた...   両脇から脊筋へかけてべツとりと滲み出た不気味な汗を拭ひとつたの読み方
牧野信一 「妄想患者」

...母さんが私の心持がわからないと同じやうに――」さう云つた時には彼の眼には涙がんだ...   母さんが私の心持がわからないと同じやうに――」さう云つた時には彼の眼には涙が滲んだの読み方
牧野信一 「裸虫抄」

...一 人間性の自覚親鸞の思想は深い体験によって透されている...   一 人間性の自覚親鸞の思想は深い体験によって滲透されているの読み方
三木清 「親鸞」

...汗が体に(にじ)み出している...   汗が体に滲み出しているの読み方
宮本百合子 「獄中への手紙」

...いちめん葩をませていた...   いちめん葩を滲ませていたの読み方
横光利一 「旅愁」

...音もなく(し)み込んで行った...   音もなく滲み込んで行ったの読み方
蘭郁二郎 「夢鬼」

「滲」の読みかた

「滲」の書き方・書き順

いろんなフォントで「滲」

「滲」の英語の意味

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沼地   順序立てて   しびれるような感覚  

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