...虚子先生も滔滔と蛇笏に敬意を表していた...
芥川龍之介 「飯田蛇笏」
...滔滔(たうたう)と何(なん)でもしやべり得る僕の才力を示さんが為なり...
芥川龍之介 「大正十二年九月一日の大震に際して」
...恰(あたか)も父母(ふぼ)未生前(みしやうぜん)より小説や戯曲に通じてゐたやうに滔滔(たうたう)...
芥川龍之介 「変遷その他」
...滔滔(とうとう)と述べはじめる...
太宰治 「花火」
...臣夙ニ鉱毒ノ禍害ノ滔滔底止スル所ナキト民人ノ痛苦其極ニ達セルトヲ見テ憂悶手足ヲ措クニ処ナシ...
田中正造 「直訴状」
...取(と)り調(しら)べる側(がは)がその技法(ぎはふ)を知(し)らないので誰(だれ)かが滔滔(たうたう)と講釋(かうしやく)をはじめ...
南部修太郎 「麻雀を語る」
...滔滔として渦を巻いてゐるのは怖ろしい光景である...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
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