「滑」の意味
すべる
小説での「滑」の使い方
...私には何だか滑稽になつて来ます...
伊藤野枝 「青山菊栄様へ」
...僕のからだは二十年後の世界の方へ滑(すべ)り出(だ)したものらしい...
海野十三 「海底都市」
...列国には沐猴而冠(もっこうにしてかんす)の滑稽(こっけい)なる自尊の国とひそかに冷笑される状態に到らしめた...
太宰治 「惜別」
...それが滑稽(こっけい)じゃあないの...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...滑りかけた片足を宙に浮かしたまま...
豊島与志雄 「鯉」
...新人らの弱い滑稽(こっけい)な一面を...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...滑稽(こっけい)なものとなるほど激昂(げっこう)していた...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...ずるずる滑り落ちてゆく...
豊島与志雄 「囚われ人」
...滑稽(こっけい)なことはその翌日...
中里介山 「大菩薩峠」
...自分の内心には多少滑稽に取れる位...
夏目漱石 「それから」
...縁がない……滑稽な恰好で...
火野葦平 「花と龍」
...鏡のやうな広い水面を滑らかな嘴でうつ水禽の啼き声が聞えてくる...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...床の上に滑り落ちたのも気づかず...
牧野信一 「変装綺譚」
...これを書物に書いた滑稽があった...
牧野富太郎 「アケビ」
...殻片の両縁には皺のある(始めは平滑なれど)豌豆大の大粒種子が一二顆づゝ着いてゐるが...
牧野富太郎 「風に飜へる梧桐の実」
...親愛な滑稽さで...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...運河の水門から滑つて落ちたその水音が気に入つた...
三好達治 「測量船」
...とうもろこしの中へ滑り込んでしまった...
吉川英治 「新書太閤記」
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