...大道に立つ滋賀県愛知郡某村の小学校長が...
井上円了 「おばけの正体」
...注射と滋養浣腸(かんちょう)をやってみましょう...
海野十三 「四次元漂流」
...何か特別の滋養(やしなひ)を採らなければならない...
薄田泣菫 「茶話」
...また滋養物(じようぶつ)が肝心(かんじん)である...
アントン・チエホフ Anton Chekhov 瀬沼夏葉訳 「六号室」
...(滋)だから詫つて居るんぢやないか...
谷崎潤一郎 「戯曲体小説 真夏の夜の恋」
...(滋)さうか...
谷崎潤一郎 「戯曲体小説 真夏の夜の恋」
...(滋)それが卑怯だと云ふのかい?(文造)えゝ...
谷崎潤一郎 「戯曲体小説 真夏の夜の恋」
...彼が夫人在原氏の腹に儲(もう)けた子の滋幹(しげもと)は...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...その時分になると、父はもう狂暴性がないようになり、終日佛間(ぶつま)にいて、冥想(めいそう)に耽(ふけ)るとか、看経(かんきん)するとか、何処かの貴い大徳(だいとこ)を招いて佛法の講義を聴聞(ちょうもん)するとか、云うような日が多くなったので、乳人や女房たちは愁眉(しゅうび)を開いて、どうやら殿も落ちついておいでになった、あの御様子なら安心ですと云って喜んでいたのであったが、しかし滋幹には、そうなってからでも矢張何となく近づきにくい、薄気味の悪い父であることに変りはなかった...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...例の如く隙間(すきま)から覗(のぞ)いていた滋幹は...
谷崎潤一郎 「少将滋幹の母」
...斯(かく)の如くする時は啻(たゞ)に料理通の旨味にして滋養に富める食品を得るのみならず...
ドストエウスキー Fyodor Mikhailovich Dostoevski 森林太郎訳 「鰐」
...滋子はつくづくと安の顔をみて...
久生十蘭 「野萩」
...ふしぎなご縁で」滋子は笑って...
久生十蘭 「野萩」
...霧の中で滋野と向き合って立っていたのはたしかに安芸子だったが...
久生十蘭 「雪間」
...女中がまた電話をいいにきたので滋子が電話へ出てしばらくして帰ってくると...
久生十蘭 「ユモレスク」
...滋賀県の犬上(いぬかみ)郡でも...
柳田国男 「こども風土記」
...「五たびか六たびかよったらおめえ三貫目も痩(や)せたっていうだ」あれではあとで滋養を摂(と)らなければならないから...
山本周五郎 「青べか物語」
...あっしがあらん限りの注射と滋養物のお蔭で...
夢の久作(夢野久作) 「人間腸詰」
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