...彼女に振られたので、最近の私の恋愛は滅茶苦茶だ...
...彼が作った料理は滅茶苦茶に辛かった...
...昨夜は遅くまで飲んで、今朝の頭は滅茶苦茶だ...
...テスト中にあまりにも滅茶苦茶な答えを書いてしまい、後で恥ずかしかった...
...彼の日本語は滅茶苦茶上手になった...
...猫の糞可哀相(かはいさう)なり、鼻下の髯、二分(ブ)程のびて物いへば、いつも滅茶苦茶、今も猶(なほ)無官の大夫、実際は可哀相だよ...
石川啄木 「詩」
...係り官の頭脳を滅茶苦茶にかき乱してしまった...
海野十三 「麻雀殺人事件」
...滅茶苦茶(めちゃくちゃ)な速力だ...
江戸川乱歩 「恐怖王」
...味の素を振りかけるとは滅茶苦茶だ...
太宰治 「グッド・バイ」
...人の計画まで滅茶苦茶にしおったくせに」と再び伯爵の眼が燃えた...
橘外男 「グリュックスブルグ王室異聞」
...すっかり滅茶苦茶にしてしまったのである...
中谷宇吉郎 「「もく星」号の謎」
...勝手に滅茶苦茶な配列になっているもののことであって...
中谷宇吉郎 「雪」
...銃眼(じゅうがん)のある角を出ると滅茶苦茶(めちゃくちゃ)に書き綴(つづ)られた...
夏目漱石 「倫敦塔」
...構うものかと滅茶苦茶にあるき廻る...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...全で滅茶苦茶だよ...
葉山嘉樹 「乳色の靄」
...僕の頭は水の音とポンプの音でひつくり返り滅茶苦茶にゆすぶられてゐる...
原民喜 「魔のひととき」
...癪に触つたから門口の扉を滅茶苦茶に叩きのめした...
牧野信一 「歌へる日まで」
...勿論自分でも滅茶苦茶な心地だつた...
牧野信一 「競馬の日」
...少年は公事を憤る人の口ぶりで滅茶苦茶に嘲笑した...
水上瀧太郎 「貝殼追放」
...再び銅貨を掴んで滅茶苦茶に投げ続けた...
横光利一 「上海」
...剣道の法則から見れば全然滅茶苦茶ではあるが...
吉川英治 「剣難女難」
...矢は滅茶苦茶にどこからともなく飛んで来るが...
吉川英治 「源頼朝」
...そのためにからだを滅茶苦茶(めちゃくちゃ)に破壊してしまった...
和辻哲郎 「漱石の人物」
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