...彼女に振られたので、最近の私の恋愛は滅茶苦茶だ...
...彼が作った料理は滅茶苦茶に辛かった...
...昨夜は遅くまで飲んで、今朝の頭は滅茶苦茶だ...
...テスト中にあまりにも滅茶苦茶な答えを書いてしまい、後で恥ずかしかった...
...彼の日本語は滅茶苦茶上手になった...
...滅茶苦茶(めちゃくちゃ)に取散らされているのを発見したことである...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...よっぽど鴎外も滅茶な勇気のあった人にちがいない...
太宰治 「花吹雪」
...こっちの縁談滅茶々々にしょうとかかってるのんで...
谷崎潤一郎 「卍(まんじ)」
...起き上って手近な植木を滅茶滅茶に突き立てます...
中里介山 「大菩薩峠」
...その夜のうちに滅茶滅茶に割られたことも申し添えましょう」話し手の天野久左衛門はそういって...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...ガラッ八と佐吉が滅茶滅茶に縛り上げた曲者をみると...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...仰向きになりながら手と足とを働かせて動き(モーション)の遅い八五郎を滅茶滅茶に悩ませます...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...「その竹竿は」「金兵衞のところにあつた三木の物干竿が三木とも節が拔いてあつたよ」「へエー」「節を拔いた物干竿(ものほしざを)を誤魔化(ごまか)すためにあの騷ぎがあつた後は滅茶々々に洗濯物を掛けて居たのさ――おれはそれを見ると何も彼も判つたよ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...腐葉土(ふえふど)の上に滅茶々々に割れて居ります...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...滅茶々々に切り破られたのが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...滅茶苦茶に悲しい濁ったものを突破ろうとして冴えてゆくものを……...
原民喜 「夢と人生」
...まるで滅茶滅茶(めちゃめちゃ)な気持なのである...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...博士の大事な実験を滅茶滅茶にして博士を世間へ顔向けのできぬようにし...
平林初之輔 「人造人間」
...その條件を滅茶々々になさることだと思ひますわ...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...折角の若い日も滅茶苦茶になつてしまつた気がして...
牧野信一 「明るく・暗く」
...吾輩の話の筋道がスッカリこんがらがって滅茶(めちゃ)になって終(しま)うから一寸(ちょっと)予防注射をこころみた訳さ...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...石を持ってきて滅茶滅茶にぶちこわした...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...滅茶滅茶に切れてしまっとるのじゃ...
蘭郁二郎 「白金神経の少女」
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