...その提案は滅相もないことだと思います...
...彼女にそんなことを言うのは滅相もないですよ...
...滅相もないことですが、お金を借りられませんか?...
...私たちはそのような滅相もない計画には賛成しません...
...彼の行動は滅相もなく、それが問題視されています...
...が、沙門はその竹馬を、持っていた画像(えすがた)の旗竿で、事もなげに払いながら、またあの気味の悪い笑(えみ)を洩らしますと、わざと柔(やさ)しい声を出して、「これは滅相な...
芥川龍之介 「邪宗門」
...と亭主驚いた眉を動かし、「滅相な...
泉鏡花 「歌行燈」
...」「滅相(めつさう)な...
薄田泣菫 「茶話」
...常示二寂滅相(じゃくめつのすがた)一...
高神覚昇 「般若心経講義」
...」「何ぞ姉さんに用だつか?」「滅相(めっそう)な! リヽーに会ひに来ましてんが...
谷崎潤一郎 「猫と庄造と二人のをんな」
...〃 廿二日〃 廿三日〃 廿四日〃 廿五日〃 廿六日〃 廿七日四月廿八日大死一番 天地一枚莫妄想無常迅速時不待人光陰可惜慎勿放逸裁断前念後念大事了畢身心脱落断命根己平究明大我爆発三昧発得天地同根 万物一体□山はしづかにして性を養ひ、水は動いて情をなぐさむ諸行無常、無常迅速、諸法常示寂滅相、眼前景致、口頭語...
種田山頭火 「其中日記」
...滅相(めっそう)なことをすまい...
シェークスピヤ William Shakespeare 坪内逍遙訳 「ロミオとヂュリエット」
...イヤ滅相(めっそう)もないこッてす...
吉川英治 「江戸三国志」
...劉備は、あわてて、「おっ母さん、滅相もない...
吉川英治 「三国志」
...蕭何の如く勤めてくれよ」「畏れ多い御意を」「否とか」「滅相(めっそう)もない...
吉川英治 「三国志」
...『あっ!滅相(めっそう)な……』と...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...ちょっと吉良様まで届けてあげよう』『滅相(めっそう)もない』と...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...「滅相もない」と...
吉川英治 「親鸞」
...ともすれば、愛慾の広海(こうかい)に溺れ、ともすればまた、名利(みょうり)の大山(たいせん)に踏み迷っている凡夫なのじゃ、聖者などとは、滅相もない過賞、幼なじみのおん身にいわれては、この愚禿(ぐとく)こそ、穴にも入りたい」「親鸞どの」弁円は、しかと、その人の手をにぎりしめて、「幼少から、これほどのおん身を、友として持ちながら、なぜ弁円は、早くからおん身のその真実と徳に触れることができなかったであろうか...
吉川英治 「親鸞」
...滅相(めっそう)もござりませぬ」「船に馴れぬ女のこと...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...必ずお届け申しておくが」「滅相もねえ……おらお金なんぞはいらねえ...
吉川英治 「宮本武蔵」
...お心ばえにあやかりますように」「滅相(めっそう)もない...
吉川英治 「宮本武蔵」
...徒食しておったのであろう」「滅相(めっそう)もないおことば」「では...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
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