...彼女の腕力は滅法強い...
...彼は滅法に美味いラーメンを作る...
...あの子は滅法美人だと噂されている...
...昨日の試験問題は滅法難しかった...
...あのドラマは滅法面白かった...
...盲目(めくら)滅法駆けずり廻つて居たが...
石川啄木 「病院の窓」
...滅法(めっぽう)嬉しくてたまらぬと云うように愛嬌のある瞳を光らせ...
谷崎潤一郎 「幇間」
...めくら滅法(めっぽう)に逃げてるうち...
豊島与志雄 「不思議な帽子」
...滅法界(めっぽうかい)もなく強い人でございます...
中里介山 「大菩薩峠」
...綺麗な女の人から手紙を頼まれて来たんだから」様子が滅法可愛らしい癖に...
野村胡堂 「大江戸黄金狂」
...気ばかりは滅法若くとも...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...ちょうど御郡代(おぐんだい)屋敷前の滅法(めっぽう)淋しいところに生首(なまくび)が一つ転がっておりました...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...滅法綺麗な切髮の女を外へ投り出すわけにも行きません」「それつきりか」「それつきりには違ひありませんが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...お榮は滅法色つぽいと來て居るだらう」「へエ?」「喜三郎は本所名題の箒(はうき)だ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...粉(しんこ)でこせえて紅を差したやうな滅法界可愛らしい娘が三人...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...ところで、その勇太郎は、誰と一番の仲よしでした」「小僧の宗之助を、滅法可愛がつて、喜八郎などに冷かされて居たやうです」「もう一つ、此家に風呂場があることでせうな」「贅澤な沙汰ですが、私の好みで、一年ほど前に、風呂場を建てゝ居ります、これは自慢の出來る普請(ふしん)で――」峰右衞門は金持らしく、斯んなことを自慢にして居るのです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...滅法喉が渇(かは)きます...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...眼が大きくて滅法(めつぽふ)仇(あだ)つぽい...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...「お前はヅラつけると生世話のセリフが滅法うまい...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...心を注ぐすべない人が盲(めくら)滅法に 恋をする...
宮本百合子 「五月の空」
...凡てが滅法界のお値段...
山本笑月 「明治世相百話」
...ステキ滅法界(めっぽうかい)もない玉の如き美少年と...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...盲滅法(めくらめっぽう)...
吉川英治 「江戸三国志」
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