...彼女の腕力は滅法強い...
...彼は滅法に美味いラーメンを作る...
...あの子は滅法美人だと噂されている...
...昨日の試験問題は滅法難しかった...
...あのドラマは滅法面白かった...
...盲滅法に叩いてゐるものだといふ事が判つた...
薄田泣菫 「茶話」
...大へんな勢ひで盲目(めくら)滅法に驀進(ばくしん)して来る...
武田麟太郎 「大凶の籤」
...時恰大正己未の年夏六月滅法鰹のうめい頃荷風小史識...
永井荷風 「断腸亭日乗」
...盲滅法に突いたにしても...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...滅法忙しいから、情事(いろごと)の出入りに口をきくのは御免だよ」平次は打ち萎(しお)れたお粂を迎えて、こんな事を言います...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...滅法(めっぽう)可愛らしくなるくせに...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...お前の腹の始末までしなきやならないのかえ――俺は斯(か)う見えても滅法寢起きが惡いんだぜ」平次はさう言ひ乍らも...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...綺麗で可愛らしく滅法仇つぽいのが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...ところで、その勇太郎は、誰と一番の仲よしでした」「小僧の宗之助を、滅法可愛がつて、喜八郎などに冷かされて居たやうです」「もう一つ、此家に風呂場があることでせうな」「贅澤な沙汰ですが、私の好みで、一年ほど前に、風呂場を建てゝ居ります、これは自慢の出來る普請(ふしん)で――」峰右衞門は金持らしく、斯んなことを自慢にして居るのです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...娘が滅法可愛らしいと来ている...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...そのくせ滅法可愛らしいところがあつて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...妹の毬代(まりよ)さんが滅法可愛らしい」「八五郎らしいな...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...めくら滅法界(めっぽうかい)に飛んでくる大きい甲虫(かぶとむし)の唸り声...
アンブローズ・ビヤース Ambrose Bierce 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...これが滅法うまかった覚えがある...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...円タクを盲滅法に市外まで走らせて...
「小祝の一家」
...心を注ぐすべない人が盲(めくら)滅法に 恋をする...
宮本百合子 「五月の空」
...ステキ滅法界(めっぽうかい)もない玉の如き美少年と...
夢野久作 「ドグラ・マグラ」
...滅法、粥もうまくなって来た...
吉川英治 「平の将門」
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