...平安の時にも滅ぼす者これに臨む……彼は富まず...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...そして自己の計画が自己を滅ぼす結果となりて...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...焼き滅ぼすは一瞬...
太宰治 「春の盗賊」
...そうしてもう一度徳川殿を滅ぼすために兵を集める所存かも知れぬと云う者や...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...……こんな調子で途にあるものは手当り次第ぶち毀し滅ぼすんだ...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「決闘」
...生活を滅ぼすことだもの...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「大ヴォローヂャと小ヴォローヂャ」
...世の中を滅ぼすものとかなんとかいう...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「ワーニャ伯父さん」
...その配当が人類を滅ぼすことになった...
カレル・チャペック Karel Capek 大久保ゆう訳 「RUR――ロッサム世界ロボット製作所」
...災難も度が過ぎると個人を殺し国を滅ぼすことがあるかもしれないから...
寺田寅彦 「災難雑考」
...予は人生を滅ぼすものとならん……...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...富は魂を滅ぼすという考えは...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...「他人のうちに人を滅ぼすあの白日の光にさらされ」てる自分自身を...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...社会的不正を滅ぼすために向けられていた――そして知らず知らずに...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...ただ彼も同じく身を滅ぼすことになるばかりだ――友の記憶のために...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...そうして自分を滅ぼすのだ...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「小フリイデマン氏」
...この世の智恵を滅ぼすとき神の智恵は生れる...
三木清 「語られざる哲学」
...三段論法は結局は人間を滅ぼすのだ...
横光利一 「旅愁」
...あるいは病が生命を滅ぼすまで続く...
和辻哲郎 「ベエトォフェンの面」
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