...そして自己の計画が自己を滅ぼす結果となりて...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...アローさんが身を滅ぼすようになった強い酒を手に入れたのも...
スティーブンソン Stevenson Robert Louis 佐々木直次郎訳 「宝島」
...そうしてもう一度徳川殿を滅ぼすために兵を集める所存かも知れぬと云う者や...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...したがってその徳操を滅ぼす...
ユゴー・ヴィクトル Hugo Victor 豊島与志雄訳 「死刑囚最後の日」
...社会的不正を滅ぼすために向けられていた――そして知らず知らずに...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...人を狂わせ人を滅ぼすところの...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...それどころか仏敵を滅ぼすのは...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...結局悪魔と共に焦熱地獄で身を滅ぼす諸々の地上の国王を意味している...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...彼女は鍛冶屋が自分で自分の霊魂を滅ぼすやうな不信心者でないことをよく知つてゐた...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...代る代る私に他の村を滅ぼすことを頼んだからである...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...この世の智恵を滅ぼすとき神の智恵は生れる...
三木清 「語られざる哲学」
...源氏を忘れないことは自分を滅ぼす道であるということを過去よりもまた強く思っておいでになる御様子であったから手が出ないのである...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...立派に滅ぼすことができた...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...他のものとともに自分自身を滅ぼす...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
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山村暮鳥 「或る淫売婦におくる詩」
...このままでは家名を汚し身を滅ぼすのは見えるようだ...
山本周五郎 「落ち梅記」
...却って身を滅ぼすところだった――)秀三郎は...
蘭郁二郎 「足の裏」
...あるいは病が生命を滅ぼすまで続く...
和辻哲郎 「ベエトォフェンの面」
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