...この「道」に從はざる民族は衰滅する...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...敵を潰滅するために航空機が依然として必要であろう...
石原莞爾 「最終戦争論」
...丁寧に根を拾ふ外に滅す道は無い...
徳冨蘆花 「草とり」
...技術家のこの無用な階級対立は早晩死滅する運命に置かれているが...
戸坂潤 「技術の哲学」
...支離滅裂的に分裂して消滅するだろうが...
戸坂潤 「現代日本の思想対立」
...本党の実体は次第に腐敗して終に滅するの時あらむ...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...難破か敗戦のごとき災害によって六十隻の一艦隊が全滅するに等しいのである...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...その最も一般的な原理に従うとき完全に自滅する...
デイビッド・ヒューム David Hume 井上基志訳 「人間本性論(人性論)」
...たったいま懺悔によって罪は消滅すると私に言いましたね...
平林初之輔 「悪魔の聖壇」
...階級対立を絶滅することを欲するからである」と説明したのに対して...
平林初之輔 「諸家の芸術価値理論の批判」
...ただ房室の事あればすなわち滅す(宮女を守る)...
南方熊楠 「十二支考」
...そこで立ちくされるか磨滅するか何らかの業績をのこすかおそるべき時代であり...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...「では戦争がすむとあなたの権威は全く消滅するのか」と問うたところ...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...絶滅するまでの惨禍を与へ得たのである...
柳田國男 「家を持つといふこと」
...個人の生活意志の破滅することを言うのである...
与謝野晶子 「鏡心灯語 抄」
...それを撃滅するには...
吉川英治 「上杉謙信」
...両者の特徴を外において滅するとともに本質的に内に生かせたる天平様式が出現する...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
...差別の世界の万象は去来し生滅するにかかわらず...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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