...同じことはあらゆる種類の悪徳に溺れる人たちについても言えるだろう...
フレデリック・アークム Fredrick Accum 水上茂樹訳 「食品の混ぜ物処理および調理の毒物(1820)」
...溺れる者を助けたら...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...唯もうその悦びの極致がかなしく死と結びついてゐるやうなデリケエトな感受性に溺れる年齢であつた...
武田麟太郎 「現代詩」
...その小舟は富豪の尹(いん)翁というのが溺れる者をすくうために設けてあるものであった...
蒲松齢 田中貢太郎訳 「庚娘」
...却って溺れるばかりだって……...
豊島与志雄 「肉体」
...三人共窒息するか溺れるか...
野村胡堂 「水中の宮殿」
...夢のやうな遊戯に溺れる癖がありました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...そんなに道具は好きなのか」骨董に溺れる人の夢中な心持は...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...滅多に溺れる筈もありません...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...馬鹿共は水に溺れるかと思うのだ...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...同性愛に溺れるではないか...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...ここで酒に溺れるものが多ければ...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...その国民がもっぱら溺れる男色から彼らを引きもどすために...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...溺れる人間を救うことは不可能だろう...
山本周五郎 「さぶ」
...溺れる者もあろう...
山本周五郎 「新潮記」
...佐久間ごとき無能がそれに溺れるはひとつの茶弊(さへい)...
吉川英治 「新書太閤記」
...自分が溺れるかのように騒いでいた...
吉川英治 「宮本武蔵」
...ここで渦潮に巻込まれたように狼狽に墜(お)ちて溺れるのであった...
吉川英治 「宮本武蔵」
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