...源吾が「四十四、四十五、四十六っ」と、いって、その最後の一つも自分の右に置いた...
直木三十五 「寺坂吉右衛門の逃亡」
...大高源吾(おほたかげんご)の頃にも降つた……幾多(あまた)々々の孤児の手は...
中原中也 「在りし日の歌」
...大高源吾が吉良(きら)邸の門を破ったり...
南方熊楠 「十二支考」
...十二月二十九日に山田源吾(やまだげんご)の養子になった...
森鴎外 「渋江抽斎」
...源吾は天保中津軽信順(のぶゆき)がいまだ致仕せざる時...
森鴎外 「渋江抽斎」
...承昭(つぐてる)はこの年源吾を召し還(かえ)して...
森鴎外 「渋江抽斎」
...まだ父子の対面をせぬ間(ま)に死んだ源吾の家に住んでいた...
森鴎外 「渋江抽斎」
...私はその他染物を業とする塩沢源吾...
柳宗悦 「和紙十年」
...大高源吾だった...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...源吾も、三太夫も、分れ分れに、先へ行ったという原惣右衛門と数右衛門の二人を追いかけて行った...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...『――慥(たしか)に、これは貴殿の分、お戻し申しあげましたぞ』弥左衛門は、もう膝を起てかけて、『源吾、お暇(いとま)しようか』すると、主人の六郎左衛門は、いそいで血判の誓書を披(ひら)いてみた...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...貴公はすぐ石町へ』『じゃあ頼む』源吾は...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...源吾は、『なにっ』向き直ると、炬(きょ)のような眼をして、大太刀を振りかぶった...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...源吾は、『やられたな!』と、思わず賞めた...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...源吾はいつも、御用部屋にいながらそこに同化していない数右衛門をながめて、(友達がないな)と、察していたのである...
吉川英治 「※[#「さんずい+鼾のへん」、第4水準2-79-37]かみ浪人」
...源吾から内匠頭の耳へとどいた...
吉川英治 「※[#「さんずい+鼾のへん」、第4水準2-79-37]かみ浪人」
...藩邸から駈けつけて来た大高源吾が...
吉川英治 「※[#「さんずい+鼾のへん」、第4水準2-79-37]かみ浪人」
...源吾盛安から髪を惜しみ給えといわれれば...
吉川英治 「源頼朝」
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