...疝気の虫が啼けるかい? それが不満足なら...
岩野泡鳴 「猫八」
...失礼ながら予防命令というような生温い御処置で役所の方々は満足な解決ができるとお思いなのですか...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...依て又一が出征は実に我家の名誉なり、予が大満足なり...
関寛 「関牧塲創業記事」
...わたしはわたしのトウモロコシ畠で摘んだスベリヒユ(Portulaca oleracea)を煮て塩をくわえた料理だけで満足な――いろいろな点で満足な――食事をした...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...いくらか満足な解釈が得られるであろうと期待される...
寺田寅彦 「日常身辺の物理的諸問題」
...陛下も手元に取り戻せると満足なさることだろう...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「ボヘミアの醜聞」
...スペンサーの諸氏に問うも満足なる答弁をば得るあたわざれども...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...一方では彼女の満足な状態を示すものであろうか...
豊島与志雄 「夢の図」
...先生から同書の寄贈を受ける日それを一読して満足な批評を書き得るならば...
夏目漱石 「博士問題とマードック先生と余」
...随て満足なる観測の結果を得んこと望むべからず...
野中到 「寒中滞岳記」
...つまり君の最近の成績はひどく不満足なものだった...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「変身」
...召使たちが満足な物を食っているかどうかと調べるような顔をして...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...女王の心に不満足なことであるかもしれないなどと思いやりのありすぎることまでも考えてみると...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...源氏は不満足な顔をしていた...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...満足なのは己のだ」と云った...
森鴎外 「鶏」
...「躯さえ満足なら...
山本周五郎 「赤ひげ診療譚」
...満足な返事の出来る人はあまりないようである...
夢野久作 「能ぎらい/能好き/能という名前」
...勝頼は満足なうなずきを与えた...
吉川英治 「新書太閤記」
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