例文・使い方一覧でみる「満ちる」の意味


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...風の生み出す音の高い不思議な沈黙がまた天と地とにみなぎり満ちる...   風の生み出す音の高い不思議な沈黙がまた天と地とにみなぎり満ちるの読み方
有島武郎 「生まれいずる悩み」

...潮の満ちるに従って這入って来る水なら...   潮の満ちるに従って這入って来る水ならの読み方
江戸川乱歩 「孤島の鬼」

...箕に土が満ちると其を運んで何処かへ持つて行く...   箕に土が満ちると其を運んで何処かへ持つて行くの読み方
高浜虚子 「斑鳩物語」

...書道興って悪筆天下に満ちるの観があるので自戒のため此を書きつけて置く...   書道興って悪筆天下に満ちるの観があるので自戒のため此を書きつけて置くの読み方
高村光太郎 「書について」

...悪声が四辺に満ちるほど...   悪声が四辺に満ちるほどの読み方
高村光太郎 「智恵子の半生」

...お前は手桶に水の満ちるのをじつと立つて見てゐたぢやないか……あの時分はまだ若かつたな!』『本当にあの時は嬉しかつた...   お前は手桶に水の満ちるのをじつと立つて見てゐたぢやないか……あの時分はまだ若かつたな!』『本当にあの時は嬉しかつたの読み方
田山録弥 「ある日」

...いつでも涼風が胸に満ちるような気がするのである...   いつでも涼風が胸に満ちるような気がするのであるの読み方
寺田寅彦 「涼味数題」

...黄色を帯びた地上に満ちると...   黄色を帯びた地上に満ちるとの読み方
豊島与志雄 「秋の幻」

...若者の入門は冬に月が満ちる幸先の良い日にバラモンの出席のもとに行われる...   若者の入門は冬に月が満ちる幸先の良い日にバラモンの出席のもとに行われるの読み方
マクス・ノイバーガー Max Neuburger 水上茂樹訳 「医学の歴史」

...ただの一国民たとえば英蘭人で充ち満ちるであろう...   ただの一国民たとえば英蘭人で充ち満ちるであろうの読み方
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」

...ヒアシンスや馨水仙が不断に咲き満ちると云うことであった...   ヒアシンスや馨水仙が不断に咲き満ちると云うことであったの読み方
「一本の花」

...よしそうでないにしろ私の心は悲しさに満ちる...   よしそうでないにしろ私の心は悲しさに満ちるの読み方
宮本百合子 「悲しめる心」

...今言ひあらはさうとする不思議な感じが胸に満ちるのである...   今言ひあらはさうとする不思議な感じが胸に満ちるのであるの読み方
アルベエル・サマン Albert Samain 森林太郎訳 「クサンチス」

...遺憾なく延び満ちる姿の恐怖というものも...   遺憾なく延び満ちる姿の恐怖というものもの読み方
横光利一 「スフィンクス(覚書)」

...夏の湖畔は何(ど)れ丈(だけ)豊麗な風致に満ちるのだか知れないと思つた...   夏の湖畔は何れ丈豊麗な風致に満ちるのだか知れないと思つたの読み方
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」

...彼らも共に惰気に満ちる...   彼らも共に惰気に満ちるの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...これは重大な敗因と後で分ったことであるが、何者の献策(けんさく)か、暗愚な龍興は、この日より疾(と)く前から、城外へ出て戦っている将兵の妻子だの、富豪な町人の家族だの、城下の老幼男女を、城に満ちるほど、人質(ひとじち)として山へ上げてしまったのである...   これは重大な敗因と後で分ったことであるが、何者の献策か、暗愚な龍興は、この日より疾く前から、城外へ出て戦っている将兵の妻子だの、富豪な町人の家族だの、城下の老幼男女を、城に満ちるほど、人質として山へ上げてしまったのであるの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...京洛(きょうらく)に満ちる源氏の輩(ともがら)が...   京洛に満ちる源氏の輩がの読み方
吉川英治 「親鸞」

「満ちる」の読みかた

「満ちる」の書き方・書き順

いろんなフォントで「満ちる」

「満ちる」の英語の意味


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