...押さえても押さえても湧き上がってきて...
有島武郎 「親子」
...おもひでのうまし涙を湧かしめぬ...
薄田泣菫 「泣菫詩抄」
...湧(わ)きたちぬ...
薄田淳介 「白羊宮」
...降って湧(わ)いた災難...
太宰治 「走れメロス」
...河内介の胸の中にも或るぼんやりした不安の雲が湧(わ)いたのであった...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...大根役者の人気ばかりで湧(わ)きたってるパリー全市...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...折れた針の創(きず)から滾々(こんこん)と湧き出す血汐を面白そうにながめています...
中里介山 「大菩薩峠」
...その酒の湧(わ)く...
夏目漱石 「幻影の盾」
...まだ其處までは行かないのかも知れない――と云つたやうな安堵が私の胸に湧いた...
南部修太郎 「病院の窓」
...相手の今や湧(わ)き始めた関心には感づいたようである...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「流刑地で」
...……まるで蛆(うじ)が湧いたようなもんじゃなあ」そんなことをいって...
火野葦平 「花と龍」
...うばたまの闇の中の毒気は地底より湧き上がり...
藤野古白 藤井英男訳 「人柱築島由来」
...開城を喜ぶ部落民のどよめきが湧く...
林不忘 「若き日の成吉思汗」
...大臣は当時の悲しみもまた心の中に湧(わ)き出してくるのであったが...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...いじらしいものに思う心がすぐに湧て来た...
山本禾太郎 「仙人掌の花」
...その後から後からと湧いて来る幻想をどうすることも出来ませんでした...
蘭郁二郎 「歪んだ夢」
...湧く湯の量も甚だ豐かです...
若山牧水 「樹木とその葉」
...日本の東洋学者たちもひどく湧き立ち...
和辻哲郎 「西の京の思ひ出」
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