...プレゼンで渾身の力を発揮した...
...今回の試合は選手たちが渾身のプレーを見せた...
...彼女は渾身の思いを込めて手紙を書いた...
...渾身の料理が出てきたレストランに行ってきた...
...芸術家は渾身の力で作品を制作している...
...渾身(こんしん)の力を揮(ふる)い起して...
芥川龍之介 「素戔嗚尊」
...渾身の力を剣にこめて...
芥川龍之介 「素戔嗚尊」
...渾身(こんしん)の力をこめながら...
芥川龍之介 「素戔嗚尊」
...長の青木周蔵と列(なら)んで渾身に外国文化の浸潤(しみわた)った明治の初期の大ハイカラであった...
内田魯庵 「四十年前」
...或は田中正造が渾身皇室に対して敬意を表しつつあるは人の許す処で...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...最後の五百メエトルに日本選手は渾身(こんしん)の勇を揮(ふる)って...
田中英光 「オリンポスの果実」
...此方側から向う側へ渡るのに渾身の神経を緊張させる...
谷崎潤一郎 「陰翳礼讃」
...何とも言はれないやうな深い深い自然の力を渾身に覚えて来る...
田山録弥 「J. K. Huys Mans の小説」
...渾身(みうち)の熱くなるのを覚えた...
徳田秋声 「縮図」
...恐ろしい渾身(こんしん)の力であった...
徳永直 「あまり者」
...渾身の努力をしながらとびかけり...
豊島与志雄 「鴨猟」
...私も渾身の力を捧げて皆樣の御期待に副ひ度いと念じてゐる次第であります...
豊田喜一郎 「準備は出來たトヨタは邁進します」
...私には芸はわからないが渾身「能」に魅了され...
中勘助 「能の見はじめ」
...たち向った渾身の力を要求するのである...
中井正一 「「良書普及運動」に寄せて」
...島田虎之助先生は毒を盛られておなくなりになりました」「毒?」兵馬の渾身(こんしん)の血が逆流するかと見えました...
中里介山 「大菩薩峠」
...渾身(こんしん)の力を肩にこめて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...なにを」次郎は野槍を取ろうとして渾身(こんしん)の力を両腕にあつめながら...
吉川英治 「江戸三国志」
...煙草を刻みつつ胸を噛(か)む人間性の苦悶を渾身(こんしん)の力によって抑圧し忍び耐えようとするあのしぐさは...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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