...プレゼンで渾身の力を発揮した...
...今回の試合は選手たちが渾身のプレーを見せた...
...彼女は渾身の思いを込めて手紙を書いた...
...渾身の料理が出てきたレストランに行ってきた...
...芸術家は渾身の力で作品を制作している...
...渾身の力を剣にこめて...
芥川龍之介 「素戔嗚尊」
...渾身(こんしん)の力をこめながら...
芥川龍之介 「素戔嗚尊」
...この一條の毒箭(どくや)は我渾身の血を濁して...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...長塚が渾身情的無邪気に児供(こども)らしきに対しては...
伊藤左千夫 「正岡子規君」
...或は田中正造が渾身皇室に対して敬意を表しつつあるは人の許す処で...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...それは痛みを怺(こら)えることに渾身(こんしん)の努力を要するので...
谷崎潤一郎 「細雪」
...患者はしばらくのまに渾身(みうち)が暖まって来た...
徳田秋声 「足迹」
...渾身(からだじゅう)の全神経がそれに錘(あつま)って来て...
徳田秋声 「あらくれ」
...私には芸はわからないが渾身「能」に魅了され...
中勘助 「能の見はじめ」
...たち向った渾身の力を要求するのである...
中井正一 「「良書普及運動」に寄せて」
...一度(ひとたび)足踏みすべらせて橋下(きょうか)の激流に陥(おちい)れば渾身(こんしん)の力尽して泳がんのみ...
永井荷風 「矢はずぐさ」
...渾身(こんしん)に漲(みなぎ)る悪血をどうすることもできない...
中里介山 「大菩薩峠」
...渾身(こんしん)の力を肩にこめて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...渾身(みうち)を揺りながら...
二葉亭四迷 「浮雲」
...それにはゼーロンの渾身の駿足が必要だったからである...
牧野信一 「ゼーロン」
...その相殊なる色彩の合(がつ)して渾身の紋理をなすは...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...グワッ、と心臓を吐出すような叫びを漏らすと、黒吉は、渾身の力で、空に体を捻った...
蘭郁二郎 「夢鬼」
...渾身の力をこめて...
蘭郁二郎 「夢鬼」
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