...船が港外に出ると、海が荒れていて危険だ...
...港外での釣りは許可が必要です...
...大型船は港内に入る前にまず港外で待機しています...
...港外に広がる美しい景色は必見です...
...台風が接近したため、港外への船の出入りが禁止されました...
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芥川龍之介 「廿年後之戦争」
...倉皇(さうくわう)令(れい)を下して其旗艦ペトロパフロスクを港外に進めしが...
石川啄木 「詩」
...またはるかに港外には駆逐艦隊(くちくかんたい)が活発(かっぱつ)に走っていた...
海野十三 「英本土上陸戦の前夜」
...港外の沖合に待っていたが...
海野十三 「恐龍艇の冒険」
...港外の方へ泳いでいくんです...
海野十三 「人造人間エフ氏」
...「港外まで出ないと...
海野十三 「霊魂第十号の秘密」
...遠く港外に漂つてゐるジヤンクの帆を見廻したりなどしてゐたが...
田山録弥 「犬」
...港外のモンゴリヤ号は已に錨(いかり)を抜かんとして...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...のち修理をもとめて港外へ曳航中沈沒などの出來事があつて...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...島嶼(たうしよ)の多い長崎港外の海湾...
永井荷風 「海洋の旅」
...むくみもなくなるに違いないですよ……長崎の港外に八郎岳という高い山がある...
永井隆 「ロザリオの鎖」
...毎日その時刻になると港外までやって来て...
中里介山 「大菩薩峠」
...昨夜旅順の港外にて...
長塚節 「長塚節歌集 中」
...まだ船が港外にかかつてゐる間に...
野上豐一郎 「大戰脱出記」
...わが万寿丸は横浜港外に明朝検疫までを仮泊した...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...万寿丸は一晩港外に仮泊しないでも済むように順序よく...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...伝馬船は、櫓臍(ろべそ)をかすかにキイキイ鳴らしながら、港外に出る...
火野葦平 「花と龍」
...發動機船でいつたん横濱の港外まで出るには出たが...
三好十郎 「肌の匂い」
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