...みんな横の寸法(すんぽう)と縦の寸法と高さとを測ることができるじゃないか...
海野十三 「ふしぎ国探検」
...「だが、今承はつて初めて気づいたのは、吾々の生れた北威爾斯と此方(こちら)とでは、人間を測るのに、標準(めやす)が異(ちが)つてゐるといふ事で、南威爾斯では、人間を頤(おとがひ)から下の大きさで測るらしいが、私共の北威爾斯では反対(あべこべ)に頤から上の大きさで大小を定(き)める事になつてゐるのです...
薄田泣菫 「茶話」
...先年水温を測る時の目じるしに...
寺田寅彦 「池」
...」然し熱を測ると...
豊島与志雄 「愚かな一日」
...その博識は測るべからず...
中里介山 「大菩薩峠」
...その文明を測る項目というのは...
中谷宇吉郎 「清々しさの研究の話」
...この実験ではいろいろな量を測る必要があるが...
中谷宇吉郎 「硯と墨」
...大雪山の雪の目方を測る話をもち込んだのだから...
中谷宇吉郎 「大雪山二題」
...平均は実在的(じつざいてき)現象を測るもので...
新渡戸稲造 「自警録」
...しかもこれを測る標準さえも確定していない有様である...
新渡戸稲造 「東西相触れて」
...水の深さを測るためとしても...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...百箇の環の目方を測ると...
原民喜 「壊滅の序曲」
...太陽光や風圧や空気密度などを測る...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「四日闇夜」
...蕉門も檀林も其嵐(きらん)派も支麦(しばく)派も用ゐるに難(かたん)じたる極端の俗語を取て平気に俳句中に挿入(そうにゅう)したる蕪村の技倆は実に測るべからざる者あり...
正岡子規 「俳人蕪村」
...これら諸記に依って測るに...
南方熊楠 「十二支考」
...敵を謀るにはよろしく敵の智能の度を測るをもって先とす――とはこのこと...
吉川英治 「三国志」
...商機を測るような考えを起していた...
吉川英治 「三国志」
...これを現今の地図で測ると...
吉川英治 「三国志」
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