...この運動を測定するには通例星空を背景としてそれに対する恒星の変位を測るのであるが...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...騷ぐ波にて測るにも...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...紙の上に滲(にじ)み拡がる面積を測るのである...
石原純 「雨粒」
...『或る一点から他の一点までの距離を測るには...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...鳥の大きさが仮定できれば単に仰角と鳥の身長の視角を測るだけで高さがわかるし...
寺田寅彦 「疑問と空想」
...併し吾々が測定するとは単に眼で測る(それは orientierter Raum に於て応わしいことであるが)のではない...
戸坂潤 「物理的空間の成立まで」
...是れ其の爲す所一も常識を以て測る可からざるものある所以なり...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...群がり立ったる軍勢の衝突は測るべからざる反発を起こすものである...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...この二つの性質を測ることにした...
中谷宇吉郎 「白い月の世界」
...研究すべき材料は三種類で、それを五つのちがった温度で、各十回測る、という風になっておれば、決して四種類はやってみない...
中谷宇吉郎 「比較科学論」
...この小水滴の大きさを測るために...
中谷宇吉郎 「雪」
...わけても星辰(せいしん)の運行を測る渾天儀は...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...いかなる尺度でもってしても大きさを測ることはできなかった...
アルジャナン・ブラックウッド 森郁夫訳 「秘密礼拜式」
...終りは吟声(ぎんせい)となり放歌となり都々逸(どどいつ)端唄(はうた)謡曲仮声(こわいろ)片々(へんぺん)寸々(すんずん)又継又続倏忽(しゅっこつ)変化自(みずか)ら測る能はず...
正岡子規 「墨汁一滴」
...八種もある馬属中馬と驢のみ測るべからざる昔より人に豢(か)われてその用を足した事これ厚きに...
南方熊楠 「十二支考」
...詩人の作りたる小説とを測るに...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...人間の生活心理を測る場合には...
横光利一 「旅愁」
...これに反し価格を測る媒介物よりも少い固定資本をもって...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
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