例文・使い方一覧でみる「温雅」の意味


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...凋(しぼ)まざる温雅の情操を持して...   凋まざる温雅の情操を持しての読み方
石川啄木 「閑天地」

...女学校出とは思はれぬ様な温雅(しとや)かな娘で...   女学校出とは思はれぬ様な温雅かな娘での読み方
石川啄木 「札幌」

...温雅なる淑女の様(さま)は我得んと欲して得る能わず...   温雅なる淑女の様は我得んと欲して得る能わずの読み方
内村鑑三 「基督信徒のなぐさめ」

...また温雅なる色彩とか...   また温雅なる色彩とかの読み方
高浜虚子 「俳句の作りよう」

...温雅淡白よりも豊艶爛熟を喜ぶ白秋氏...   温雅淡白よりも豊艶爛熟を喜ぶ白秋氏の読み方
種田山頭火 「夜長ノート」

...本当の諷刺や、皮肉は、自然にして、温雅にして、同情があって、洞察があって、世間の酸(す)いも甘いもかみ分けて、それを面(かお)にも現わさず、痒(かゆ)いところへ手が届きながら掻(か)かず、そうしてその利(き)き目が、時間がたつほど深刻に、巧妙に現われて来るものだが……本当の諷刺家がいないのは、つまり本当の批評家がいないのだ、というような議論になって、蚊一つの問題から、炉辺が異常なる緊張を示したのも、時にとっての一興でありました...   本当の諷刺や、皮肉は、自然にして、温雅にして、同情があって、洞察があって、世間の酸いも甘いもかみ分けて、それを面にも現わさず、痒いところへ手が届きながら掻かず、そうしてその利き目が、時間がたつほど深刻に、巧妙に現われて来るものだが……本当の諷刺家がいないのは、つまり本当の批評家がいないのだ、というような議論になって、蚊一つの問題から、炉辺が異常なる緊張を示したのも、時にとっての一興でありましたの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...一(いつ)は温雅にして沈痛...   一は温雅にして沈痛の読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...その温雅な美しいながめに於て大菩薩に来るほどの人を心酔せしめる処のものであります...   その温雅な美しいながめに於て大菩薩に来るほどの人を心酔せしめる処のものでありますの読み方
中里介山 「山道」

...ロンドン交響楽団を指揮した温雅(おんが)な美しさに興味が傾き(JW二九九―三〇二)...   ロンドン交響楽団を指揮した温雅な美しさに興味が傾きの読み方
野村胡堂 「楽聖物語」

...温雅といった方がよかった...   温雅といった方がよかったの読み方
火野葦平 「花と龍」

...世にもめずらしい善良温雅な婦人が佇(たたず)んでいた...   世にもめずらしい善良温雅な婦人が佇んでいたの読み方
ニコライ・ゴーゴリ 平井肇訳 「外套」

...形態への空虚な厳格な奉仕の中にあるあの温雅な態度を...   形態への空虚な厳格な奉仕の中にあるあの温雅な態度をの読み方
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「ヴェニスに死す」

...温雅にして同情に充(み)ちたるものでなくなったことは...   温雅にして同情に充ちたるものでなくなったことはの読み方
柳田国男 「木綿以前の事」

...何もかも知り尽した温雅で善良で快活そうな老紳士である...   何もかも知り尽した温雅で善良で快活そうな老紳士であるの読み方
横光利一 「欧洲紀行」

...けれど温雅な田園畫家の高士と...   けれど温雅な田園畫家の高士との読み方
吉川英治 「折々の記」

...覇気熱情(はきねつじょう)も日頃は温雅典麗(おんがてんれい)な貴人の風につつまれている...   覇気熱情も日頃は温雅典麗な貴人の風につつまれているの読み方
吉川英治 「三国志」

...貞淑温雅(ていしゅくおんが)で...   貞淑温雅での読み方
吉川英治 「三国志」

...相手の温雅淳朴(おんがじゅんぼく)なすがたを見て...   相手の温雅淳朴なすがたを見ての読み方
吉川英治 「新書太閤記」

「温雅」の読みかた

「温雅」の書き方・書き順

いろんなフォントで「温雅」


ランダム例文:
隠坊   めんつ   三節  

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