例文・使い方一覧でみる「温雅」の意味


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...温雅なる淑女の様(さま)は我得んと欲して得る能わず...   温雅なる淑女の様は我得んと欲して得る能わずの読み方
内村鑑三 「基督信徒のなぐさめ」

...草木花鳥の色彩は濃厚であってしかも温雅(熱帯地方で見るような強烈でしかも単純な色ではなく...   草木花鳥の色彩は濃厚であってしかも温雅(熱帯地方で見るような強烈でしかも単純な色ではなくの読み方
高浜虚子 「俳句への道」

...このいわゆる「油絵」の温雅で明媚(めいび)な色彩はたしかに驚くべき発見であり啓示でなければならなかった...   このいわゆる「油絵」の温雅で明媚な色彩はたしかに驚くべき発見であり啓示でなければならなかったの読み方
寺田寅彦 「青衣童女像」

...主に彼の温雅な人柄と...   主に彼の温雅な人柄との読み方
寺田寅彦 「レーリー卿(Lord Rayleigh)」

...我々でお能の催しでもしようではないかという温雅な説も出て来ました...   我々でお能の催しでもしようではないかという温雅な説も出て来ましたの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...本当の諷刺や、皮肉は、自然にして、温雅にして、同情があって、洞察があって、世間の酸(す)いも甘いもかみ分けて、それを面(かお)にも現わさず、痒(かゆ)いところへ手が届きながら掻(か)かず、そうしてその利(き)き目が、時間がたつほど深刻に、巧妙に現われて来るものだが……本当の諷刺家がいないのは、つまり本当の批評家がいないのだ、というような議論になって、蚊一つの問題から、炉辺が異常なる緊張を示したのも、時にとっての一興でありました...   本当の諷刺や、皮肉は、自然にして、温雅にして、同情があって、洞察があって、世間の酸いも甘いもかみ分けて、それを面にも現わさず、痒いところへ手が届きながら掻かず、そうしてその利き目が、時間がたつほど深刻に、巧妙に現われて来るものだが……本当の諷刺家がいないのは、つまり本当の批評家がいないのだ、というような議論になって、蚊一つの問題から、炉辺が異常なる緊張を示したのも、時にとっての一興でありましたの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...前者は吹込みは古いが温雅な演奏で...   前者は吹込みは古いが温雅な演奏での読み方
野村胡堂 「楽聖物語」

...玉を刻んだような冷澄な顔立ちや温雅な立(たち)い振舞...   玉を刻んだような冷澄な顔立ちや温雅な立い振舞の読み方
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」

...どの作のどの女(ひと)を見ても、幽艶、温雅、誠実、艶美、貞淑の化身(けしん)であり、所有者でありながら、そのいずれにも何かしら作者の持っていたものを隠している...   どの作のどの女を見ても、幽艶、温雅、誠実、艶美、貞淑の化身であり、所有者でありながら、そのいずれにも何かしら作者の持っていたものを隠しているの読み方
長谷川時雨 「樋口一葉」

...私はこういう親切で温雅な...   私はこういう親切で温雅なの読み方
横光利一 「欧洲紀行」

...春風のような温雅な和気につつまれる...   春風のような温雅な和気につつまれるの読み方
吉川英治 「剣の四君子」

...覇気熱情(はきねつじょう)も日頃は温雅典麗(おんがてんれい)な貴人の風につつまれている...   覇気熱情も日頃は温雅典麗な貴人の風につつまれているの読み方
吉川英治 「三国志」

...瑾(きん)君の温雅な情操がわかる気がします」と...   瑾君の温雅な情操がわかる気がします」との読み方
吉川英治 「三国志」

...貞淑温雅(ていしゅくおんが)で...   貞淑温雅での読み方
吉川英治 「三国志」

...その性は寛弘温雅(かんこうおんが)...   その性は寛弘温雅の読み方
吉川英治 「三国志」

...温雅(おんが)で京風(きょうふう)なよそおいをした...   温雅で京風なよそおいをしたの読み方
吉川英治 「神州天馬侠」

...相手の温雅淳朴(おんがじゅんぼく)なすがたを見て...   相手の温雅淳朴なすがたを見ての読み方
吉川英治 「新書太閤記」

...温雅なお人だ...   温雅なお人だの読み方
吉川英治 「新・水滸伝」

「温雅」の読みかた

「温雅」の書き方・書き順

いろんなフォントで「温雅」


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牛頭馬頭   奇貨として   茫然  

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