...温藉靜冽の氣自から其詩を貫きたり...
上田敏 上田敏訳 「海潮音」
...温藉静冽(おんしやせいれつ)の気自(おのづ)からその詩を貫きたり...
上田敏 上田敏訳 「海潮音」
...温藉穏当(おんしゃおんとう)を好む作者の心持がよく現われています...
高浜虚子 「俳句とはどんなものか」
...温藉(おんしゃ)で美しいものを持っているにしても...
野村胡堂 「楽聖物語」
...優しく温藉(しとやか)で...
二葉亭四迷 「浮雲」
...温藉(しとやか)に坐に着く...
二葉亭四迷 「浮雲」
...温藉なリズムを奏してゐる秀れた詩篇を...
三好達治 「測量船拾遺」
...茶山がいかに温藉の人であつたとしても...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...風流温藉(ふうりうにしてをんせき)...
森鴎外 「壽阿彌の手紙」
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