...(注二) この神は「温和な自然」である...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...丹濃は無口な温和な男だけに...
伊藤左千夫 「古代之少女」
...四郎は温和な悧巧な美少年だったけれど...
海野十三 「雷」
...および温和な習慣が推奨され...
ジェイムズ・サンヅ・エリオット James Sands Elliott 水上茂樹訳 「ギリシャおよびローマ医学の概観」
...どちらかと云えばみんな揃って温和な陽性の方で...
大阪圭吉 「三狂人」
...劍山の隱者とでも稱すべき頗る温和な性格の鬼なのである...
太宰治 「お伽草紙」
...ほんたうに関口一家は親切な温和な方々ばかりであつた...
種田山頭火 「旅日記」
...もっと温和な方法を用いていたのである...
寺田寅彦 「俳諧瑣談」
...温和なリベラルな肉付きを受けとる...
戸坂潤 「日本イデオロギー論」
...彼らは温和な様子だった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...全く温和な柔かさと円みとを具えていました...
豊島与志雄 「碑文」
...六の温和な顔をした大人が閑臥し...
久生十蘭 「新西遊記」
...そして極めて良好温和な気候の利益を有っている...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...この温和な友だちは...
室生犀星 「或る少女の死まで」
...彼がとっさの間に思いついたずっと温和な新しい条件を持たせて...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...こういう警戒の気持と、平生の温和な、誰にも礼の正しい彼のひとがらに少しずつひきつけられ、信頼するようすがあきらかになった...
山本周五郎 「いさましい話」
...父の新五兵衛は温和な笑いを眼にうかべながら...
山本周五郎 「日本婦道記」
...温和な口もとに挟んだ煙草に火も点けず...
横光利一 「旅愁」
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