例文・使い方一覧でみる「渦まき」の意味

...悲憤が胸中に渦まき立つを感じた... 悲憤が胸中に渦まき立つを感じたの読み方
内村鑑三「ヨブ記講演」

...... の読み方
アルフレッド・テニソン坪内逍遙訳「シャロットの妖姫」

...紅（くれない）の靄（もや）眼前（めさき）に渦まき... 紅の靄眼前に渦まきの読み方
徳冨蘆花「小説　不如帰」

...黄竜旗（こうりょうき）を翻せる敵の旗艦の前部は黄煙渦まき起こりて... 黄竜旗を翻せる敵の旗艦の前部は黄煙渦まき起こりての読み方
徳冨蘆花「小説　不如帰」

...思わず「あ」と叫びつつのけぞり――紅（くれない）の靄（もや）閉ざせる目の前に渦まきて... 思わず「あ」と叫びつつのけぞり――紅の靄閉ざせる目の前に渦まきての読み方
徳冨蘆花「小説　不如帰」

...一道の白烟が渦まき昇るのを認め得らるるであろう... 一道の白烟が渦まき昇るのを認め得らるるであろうの読み方
中村清太郎「ある偃松の独白」

...大人（おとな）の思想がくるくると渦まきをした... 大人の思想がくるくると渦まきをしたの読み方
萩原朔太郎「月に吠える」

...たゞ海鳥だけが棲息してゐる「淋しい岩山（いはやま）や岬」のことや、諾威（ノールウエ）の最南端リンドネス、一名ネイズからノース・ケエプに到る、小島の點在してゐる諾威海岸のことが――絶海のシュール群島、その淋しい裸島を繞（めぐ）つて、北海は、渦まきつゝ、荒れ狂ふ... たゞ海鳥だけが棲息してゐる「淋しい岩山や岬」のことや、諾威の最南端リンドネス、一名ネイズからノース・ケエプに到る、小島の點在してゐる諾威海岸のことが――絶海のシュール群島、その淋しい裸島を繞つて、北海は、渦まきつゝ、荒れ狂ふの読み方
ブロンテイ十一谷義三郎訳「ジエィン・エア」

...まっしろに光るしぶきはトオカルの頭辺にみぞれの雨と渦まき降った...
フィオナ・マクラウド　Fiona Macleod 松村みね子訳「浅瀬に洗う女」

...投げられた霊魂は世界の四方をめぐる剣の渦まきに切れ切れにひきちぎられた...
フィオナ・マクラウド　Fiona Macleod 松村みね子訳「浅瀬に洗う女」

...烈風に煽（あお）られる火炎のように渦まき乱れていた... 烈風に煽られる火炎のように渦まき乱れていたの読み方
三上於菟吉「雪之丞変化」

...城外へ渦まき出たので... 城外へ渦まき出たのでの読み方
吉川英治「三国志」

...戦以上の生活苦やら闘争も渦まき始める... 戦以上の生活苦やら闘争も渦まき始めるの読み方
吉川英治「新書太閤記」

...……雪ぼこりは馬の蹄の下から渦まきかかって来るし... ……雪ぼこりは馬の蹄の下から渦まきかかって来るしの読み方
レスコーフ　Nikolai Semyonovich Leskov 神西清訳「かもじの美術家」

...漆のように黒ぐろとした渦まき髪と... 漆のように黒ぐろとした渦まき髪との読み方
神西清訳「ムツェンスク郡のマクベス夫人」

...渦まき髪をさっと後ろへさばきながら... 渦まき髪をさっと後ろへさばきながらの読み方
神西清訳「ムツェンスク郡のマクベス夫人」

...夫婦の仲でしかしないものだよ」と男の渦まき髪をいじくりながら...
神西清訳「ムツェンスク郡のマクベス夫人」

...ふさふさした黒い渦まき髪といい... ふさふさした黒い渦まき髪といいの読み方
神西清訳「ムツェンスク郡のマクベス夫人」

「渦まき」の読みかた

「渦まき」の書き方・書き順