...普通には少量の不溶性残渣が残り...
フレデリック・アークム Fredrick Accum 水上茂樹訳 「食品の混ぜ物処理および調理の毒物(1820)」
...もしもこの検出において、沸騰させて冷やした水ではなくて、ポンプまたは泉から汲んだばかりの新しい水のときには、白い沈渣を生じ、さらに過剰の炭酸を加えると石灰は溶解する...
フレデリック・アークム Fredrick Accum 水上茂樹訳 「食品の混ぜ物処理および調理の毒物(1820)」
...次いで残渣について...
フレデリック・アークム Fredrick Accum 水上茂樹訳 「食品の混ぜ物処理および調理の毒物(1820)」
...かくて地上生活の残渣(ざんさ)はきれいに洗い浄められ...
W・S・モーゼス William Stainton Moses 浅野和三郎訳 「霊訓」
...沈渣(おり)が一杯入っていたからである...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...泥渣及びの堆石場...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...農夫にはあとの渣(かす)だけをのこしたのである...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...戀の鴆毒(ちんどく)を渣(かす)も殘さず飮み干(ほ)せる瀧口は...
高山樗牛 「瀧口入道」
...我が胸に尚ほ蛇の如く(まつ)はれる一切煩惱を渣滓(さし)も殘らず燒き盡せよかし...
高山樗牛 「瀧口入道」
......
田中正造 「直訴状」
...泥まみれの酒の渣滓(おり)に浸した指で...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...生活の残渣(ざんさ)や夾雑物(きょうざつぶつ)を掃出して呉れる何かが起るに違いないという欣(よろこ)ばしい予感に...
中島敦 「光と風と夢」
...労働力の最後の残渣(ざんさい)まで売り尽して...
葉山嘉樹 「淫賣婦」
...そして皆が搾(しぼ)られた渣(かす)なんだ...
葉山嘉樹 「淫賣婦」
...私が聽いた彼の雄辯は――人にも同じくさう感じられたかどうかは知らないが――泥に塗(まみ)れた失意の沈渣(おり)の溜つた深み――滿たされない憧憬と不安な野心の惱ましい衝動が動いてゐる深みから湧き出したものゝやうに思はれたからである...
ブロンテイ 十一谷義三郎訳 「ジエィン・エア」
...小便をためておくとこれに滓渣(かす)や沈澱(おり)を生ずる暇を与え...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...小便が引きずってくる重い滓渣(かす)は...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...お伽噺が神話の沈渣であるという言葉の真実を省みさせられる...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
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