...一四 渡海の役所...
稗田の阿礼、太の安万侶 「古事記」
...この爲めに神功皇后は朝鮮半島へ渡海さるるに際して彼等の勢力を利用されたのであると考へられぬだらうか...
竹内勝太郎 「淡路人形座訪問」
...英吉利から渡海して来て時の丁抹王フレデリック二世の御前で芝居をした一座のなかに...
谷譲次 「踊る地平線」
...女王國東渡海千餘里...
陳壽 「魏志倭人傳」
...これだけは家康の渡海免許の御朱印状を持つてゐて...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...また補陀洛渡海の信仰が含まれていたのである...
中山太郎 「本朝変態葬礼史」
...こうした流行が補陀洛渡海をさかんならしめたことは言うまでもあるまい...
中山太郎 「本朝変態葬礼史」
...船を造り荷物を仕入れて大阪に渡海(とかい)せしむる者あり...
福沢諭吉 「旧藩情」
...此時兩氏竹島渡海の事を希ふ...
松浦武四郎 「他計甚※[#「麾」の「毛」に代えて「公の右上の欠けたもの」、第4水準2-94-57](竹島)雜誌」
...後七十四年を過て元祿五年(壬申)に渡海する所に唐人群居して海獵をなす...
松浦武四郎 「他計甚※[#「麾」の「毛」に代えて「公の右上の欠けたもの」、第4水準2-94-57](竹島)雜誌」
...依てここに入るなり」)翌酉(元祿六年)の年渡海するに...
松浦武四郎 「他計甚※[#「麾」の「毛」に代えて「公の右上の欠けたもの」、第4水準2-94-57](竹島)雜誌」
...此筆記とするもの享保年間屡渡海する一老漁叟に聞しなるもののよしなり...
松浦武四郎 「他計甚※[#「麾」の「毛」に代えて「公の右上の欠けたもの」、第4水準2-94-57](竹島)雜誌」
...二度佐渡より越後へ鹿が渡海するに先游ぐもの頸(くび)と脊のみ見え...
南方熊楠 「十二支考」
...残御人数及輜重一切渡海可致旨...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...すなわち数々の渡海の船を安らかに港入りさせ...
柳田国男 「海上の道」
...ご渡海には上々な日...
吉川英治 「私本太平記」
...朝鮮御渡海のとき――」と...
吉川英治 「宮本武蔵」
...アフリカからインドへの渡海のためにも...
和辻哲郎 「鎖国」
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