...でも其方此方渡りあるくのは困りますからね...
徳田秋聲 「彷徨へる」
...興行界を渡りあるくゴロがやって来たな...
中里介山 「大菩薩峠」
...こちらの裁判官からあちらの裁判官へと渡りあるく...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...稲穂の上を渡りあるく蟷螂(かまきり)の類...
柳田国男 「海上の道」
...群(ぐん)をなして桑田(そうでん)を枯(か)らす害虫のように渡りあるく下心(したごころ)でいるのだ...
吉川英治 「神州天馬侠」
...世間を渡りあるくとは...
吉川英治 「宮本武蔵」
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