「渠」の意味
用水路
小説での「渠」の使い方
...向うの白く光った人造石の石垣に囲まれたセミオン会社の船渠(ドック)を見やって居る...
有島武郎 「かんかん虫」
...殊にケルソン市の岸に立ち竝んだ例のセミオン船渠(ドック)や...
有島武郎 「かんかん虫」
...も少しで渠も笑ひを洩らすところであつた...
石川啄木 「足跡」
...渠は辷るまいと大事を取つて運んで居た足を不圖留めて...
石川啄木 「病院の窓」
...働きの鈍り出した渠の頭に聞えて來た...
石川啄木 「病院の窓」
...」渠は當りの人にそれと感づかれない爲め...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...渠の心の闇と合した...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...渠はつツかかるやうな口調だが...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...渠は苦笑しながら...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...渠には今更らの如く...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...然し渠自身はさうは行かない...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...渠はかう考へて、再び自分といふものを引き立てることが出來た...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...吸い込まれて面喰(めんくら)った魚を渠底(きょてい)のコンクリートへ叩き付け始めた...
大阪圭吉 「カンカン虫殺人事件」
...渠は椅子に腰を掛けて...
田山花袋 「蒲団」
...渠輩(きょはい)は河流を禦(ふせ)ぐべし...
徳富蘇峰 「将来の日本」
...彼が囲繞溝渠(いじょうこうきょ)に達したのは...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...下には四句何故生二荊棘一(なにがゆえぞけいきょくをしょうずること)佳人意漸疎(かじんこころようやくそなり)久因重輪下(きゅういんかさねてめぐりくだる)黄金未レ出レ渠一(おうごんいまだきょをいでず)こう刷ってある...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...第一ドツクが最大で一萬噸級の歐洲航路船舶が入渠し...
吉川英治 「折々の記」
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