...此等の一切は私の本質に何の増減する處もない...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...惡を去り善に就かねばならぬと云ふ良心の負荷を輕減する理由とはならない...
阿部次郎 「三太郎の日記 第三」
...一〇億年で半減するような割合で崩壊してゆく...
スワンテ・アウグスト・アーレニウス Svante August Arrhenius 寺田寅彦訳 「宇宙の始まり」
...高嶺が荷鞍の辛さを軽減する目的で...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...父兄の財産を食い減すこととむだ話をすることだけである...
石川啄木 「時代閉塞の現状」
...議員は国家の歳計を増減するの大権利を持っているものである以上...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...つねに相反対に増減するものなることが分かる...
丘浅次郎 「人類の生存競争」
...即ち物質量は全体として増減することなくして不変でなければならない...
戸坂潤 「エマヌエル・カント『自然哲学原理』解説」
...自分の財産は一人二人を教育するために何の増減する處もないから...
長塚節 「教師」
...作業能率を半減すること...
火野葦平 「花と龍」
...皆(みな)寿千歳で欠減する者なし...
南方熊楠 「十二支考」
...下等の物はいよいよその量を減す...
村井弦斎 「食道楽」
...これを忍耐によって軽減することができる...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...心持ちとか口伝とかいうて加減するのが一番の禁物じゃ...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...そして労賃を騰貴せしめるものはいかなるものも必然的に利潤を低減する...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
...絶えず逓減する率で...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
...漸次に逓減する関税率が採用さるべきであろう...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
...穀物が五〇%だけ下落したから各人の総所得は価値において五〇%だけ低減する...
デイヴィド・リカアドウ David Ricardo 吉田秀夫訳 「経済学及び課税の諸原理」
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