...水の涸(か)れた渓流の川床らしい狭い峡谷をよじのぼって行った...
ワシントン・アーヴィング Washington Irving 吉田甲子太郎訳 「リップ・ヴァン・ウィンクル」
...平原や渓流を横切り始めた時には...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...急な雪渓にステップを切る必要があるから持つのである...
石川欣一 「山を思う」
...渓流二つに分れて...
大町桂月 「層雲峡より大雪山へ」
...麓(ふもと)の左右に渓川(たにがは)あり合(がつ)して滝(たき)をなす...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...非常に静かなのんびりした渓流だと感じを深くしました...
田山録弥 「玉野川の渓谷」
...また塩原あたりで耳にするあの潺渓でもなく...
田山花袋 「耶馬渓の一夜」
...天渓君また問ふて曰く...
登張竹風 「美的生活論とニイチエ」
...この山に登る人は、大雪渓を前に、シロウマジリの小屋をすぐるであろう...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...渓流に臨んだ急勾配の斜面に川東の中井部落といふのがあり...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...九時に起きる、渓流の音、快き入浴、だがゆっくりもしてゐられない、今日から稽古が始まるので十一時の汽車で帰京だ...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...始めて後藤黎春が『渓蛮叢笑』に載っている燕子花は藤生でカキツバタには合わぬと喝破し...
牧野富太郎 「植物記」
...支那での『渓蛮叢笑』という本に燕子花の名が出て居る...
牧野富太郎 「植物記」
...朱とは丹渓朱震亨(たんけいしゆしんかう)である...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...讃岐(さぬき)の小豆島(しょうどしま)の寒霞渓(かんかけい)もそれらしいから元(もと)はこの方面にも同じ風習があったかと思われる...
柳田国男 「こども風土記」
...また箭渓の村の西には...
柳田國男 「日本の伝説」
...最初に渓川(たにがわ)の流に物を洗いに降りて...
柳田国男 「山の人生」
...牧渓猿(もっけいざる)のごとき曲芸を演じるかと見えたのもほんの一瞬...
吉川英治 「新・水滸伝」
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