...済南の在留邦人が略奪に会っているというしらせで...
高見順 「いやな感じ」
...日本軍の済南城占領というところまで行った...
高見順 「いやな感じ」
...済南(チーナン)に往って商売をしていた兄から...
田中貢太郎 「白っぽい洋服」
...近いうちに彼は済南方面へ転出するという噂もありましたし...
豊島与志雄 「白塔の歌」
...済南の紅卍字教の母院や青島の后天宮に...
豊島与志雄 「碑文」
...済南の道院にいらっしゃるのだから...
豊島与志雄 「碑文」
...また済南のそれも...
豊島与志雄 「北京・青島・村落」
...*済南には紅卍字会の母院がある...
豊島与志雄 「北支点描」
...*済南は水の都とされている...
豊島与志雄 「北支点描」
...南京の玄武湖は、ボートに乗って城壁を眺めるによく、北京郊外万寿山の昆明湖は、モータボートを走らせるによく、北京市内の北海・中海・南海は、その周辺をそぞろ歩きするによいが、済南の大明湖は、実は画舫よりも和舟でも浮べ、その中に寝ころんで無念無想になるのに適する...
豊島与志雄 「北支点描」
...昭和三年の済南事変が勃発し...
河本大作 「私が張作霖を殺した」
...此処の患者は滅多に済南とか青島とかの病院へは送ってくれないそうです...
山中貞雄 「陣中日誌(遺稿)」
...日清日露の両役より最近の済南事件に至るまで...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...それに続いて生じた済南の事変等に刺激せられて...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...第二の済南事変が私達の上に激発されるのでないかと危ぶまれた...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...済南(さいなん)(山東省・黄河南岸)の相(しょう)に封じられたとのことであった...
吉川英治 「三国志」
...そのうちに青州地方(済南の東)にまた黄巾賊(こうきんぞく)が蜂起(ほうき)しだした...
吉川英治 「三国志」
...済北済南の地は肥沃(ひよく)であるから...
吉川英治 「三国志」
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