...清見潟(きよみがた)の風光むかしながらにして幾度となく夜半の夢に入れど...
高山樗牛 「清見寺の鐘聲」
...こゝに身を清見潟の山水に寄せて...
高山樗牛 「清見寺の鐘聲」
...駿河の磯邊をゆきくらして江尻までたどり行かむとてよめる清見潟三保のよけくを波ごしに見つゝを行かむ日のくれぬとに十八日...
長塚節 「長塚節歌集 上」
...曰く 類ひなき富士ぞ起れる清見潟駿河の海は紫にして 大いなる駿河の上を春の日が緩く行くこそめでたかりけれ春の海いま遠方(をちかた)の波かげに睦語りする鰐鮫思ふ終日のたりのたりかなでは曲がない...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...例へば鳴海潟や清見潟などの如きは遠淺で開いて居りますが...
柳田國男 「潟に關する聯想」
...清見潟(きよみがた)...
吉川英治 「私本太平記」
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