...「このメンソレーターは使うと顔が清爽になりますよ...
...「シャワーを浴びたら一気に清爽な気分になりますね...
...「冷たい飲み物でのどが清爽になりました...
...「朝のスポーツドリンクで体が清爽に目覚めました...
...「風が心地よく吹いて、とても清爽な気分で散歩ができますね...
...俺には猶心身の快適と清爽とにひかされるエピキユリヤンの心がある...
阿部次郎 「三太郎の日記 第二」
...天光水色上下相映じて、曉氣いと清爽也...
大町桂月 「金華山」
...清爽(せいさう)なる情趣(じやうしゆ)は...
關寛 「命の鍛錬」
...引きしまった清爽(せいそう)な背広服もすべての先生たちのよりも立派に見えた...
寺田寅彦 「蓄音機」
...折から梅雨季の雲間を洩れる太陽の微光の裡に一脈の清爽味を漂はせ...
土井八枝 「隨筆 藪柑子」
...投網の夜打ちの清爽な感覚は色褪せても宜しい...
豊島与志雄 「田園の幻」
...清爽たる気魄である...
豊島与志雄 「梅花の気品」
...微風髮を渡りて清爽たり...
長塚節 「草津行」
...清爽の涼気に洗われる...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...見れば心が清爽(せいそう)になるような銀色の白髪を...
本庄陸男 「石狩川」
...清爽極まりなしといつた感じだ...
正宗白鳥 「『アルプスの眞晝』(セガンチーニ作)」
...なかなか清爽なところがあります...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...なにごともなかつたやうに清爽(すがすが)しく毎朝をむかへてゐるのです...
室生犀星 「巷の子」
...万象瑩然(えいぜん)として清爽(せいそう)際涯(さいがい)を知らずと書物には書いてあります...
夢野久作 「狂人は笑う」
...帰って来た郷のりりしい清爽さを身に沁み覚えて戸を閉めだ...
横光利一 「旅愁」
...人間に清爽な甘露と瞑想を與へるけれど...
吉川英治 「折々の記」
...清爽と雄勁とを兼ねた古典的な芸術ができあがる...
和辻哲郎 「古寺巡礼」
...蜻蛉が蒼空のもとにつういつういと飛んで行くあの運動の自由さが『蜻蛉』の踊りのあの快活な清爽(せいそう)さを産み出したのではなかろうか...
和辻哲郎 「日本精神史研究」
便利!手書き漢字入力検索