...安永頃の俳書『名所方角集(めいしょほうがくしゅう)』に富士眺望と題して名月や富士見ゆるかと駿河町(するがちょう)素竜半分は江戸のものなり不尽(ふじ)の雪立志(りゅうし)富士を見て忘れんとしたり大晦日(おおみそか)宝馬十余年前(ぜん)楽天居(らくてんきょ)小波山人(さざなみさんじん)の許(もと)に集まるわれら木曜会の会員に羅臥雲(らがうん)と呼ぶ眉目(びもく)秀麗なる清客(しんきゃく)があった...
永井荷風 「日和下駄」
...竹根香盒 清客素川(失姓)ノ崎陽ニテ造ル所ロ...
※[#「さんずい+(壥−土へん−厂)」、第3水準1-87-25]上漁史 「土用干ノ記」
...西行瓊浦逢清客...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...蘭軒を張に紹介した陳惟賢(ちんゐけん)も或は清客か...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...別に清客張秋琴があつて...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...茶山の言(こと)は長崎にある新旧の清客に及び...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...清客には第四江、第五陸、第六朱、第七沈の四人の名が出でてゐる...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
ランダム例文:
吸わせる やはり野に置け蓮華草 上流階級
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