...わたしはこの清冽な水が好きです...
...冬の寒い日には、清冽な空気が気持ちいいです...
...清冽な目で見つめられると、緊張してしまいます...
...清冽な音色が聞こえてきます...
...雨が降った後は、空気が清冽になります...
...山吹橋巴ヶ渕、清冽閑寂...
種田山頭火 「旅日記」
...勿論この文化哲学はあまり清冽でない体臭を放っている...
戸坂潤 「クリティシズムと認識論との関係」
...常に清冽な水が池に湛えていた...
豊島与志雄 「樹を愛する心」
...唇に清冽な感じが来た...
豊島与志雄 「春盲」
...清冽(せいれつ)なる玉泉をもって名のある...
中里介山 「大菩薩峠」
...その清冽な原質は此の世のものではなかつたのだ...
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー Jean Nicolas Arthur Rimbaud 中原中也訳 「ランボオ詩集≪学校時代の詩≫」
...小鳥の清冽(せいれつ)な鳴き声が頭の上をよぎってゆく...
中村地平 「霧の蕃社」
...そういう時に一杯清冽な水をのんだような気持がした...
中谷宇吉郎 「寺田寅彦の追想」
...店頭のラジオがシヨパンらしい清冽なピアノを私の耳に投げかけて来た...
原民喜 「二つの死」
...清冽(せいれつ)な流れを...
火野葦平 「花と龍」
...とたんに今まで清冽だった滝の水は...
正岡容 「わが寄席青春録」
...清冽な流れに沿っており...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...妻ということばを云うときその響は大層清冽(せいれつ)でありました...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...花をあげてくれているんですよ」僕は一種なんとも言えない清冽なものを感じ...
三好十郎 「肌の匂い」
...八ツ手の花は品はないが朝霜の中では清冽な一脈の気焔を上げてゐる...
室生犀星 「冬の庭」
...清冽(せいれつ)な泉が湧(わ)き出ている...
森鴎外 「杯」
...清冽(せいれつ)な水と...
山本周五郎 「日本婦道記」
...清冽(せいれつ)な水がながれている...
吉川英治 「新書太閤記」
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