...一週間ばかり体を清めるためその夜のうちに国府津(こうづ)まで行った...
伊藤左千夫 「去年」
...そしてまず第一番に、神さまのお怒りをおなだめ申すために、そのあたりの国じゅうで生きた獣(けもの)の皮を剥(は)いだり、獣を逆(さか)はぎにしたものをはじめとして、田の畔(くろ)をこわしたもの、溝(みぞ)をうめたもの、汚(きた)ないものをひりちらしたもの、そのほか言うも穢(けが)らわしいような、さまざまの汚ない罪を犯したものたちをいちいちさがし出させて、御幣(ごへい)をとって、はらい清めて、国じゅうのけがれをすっかりなくしておしまいになりました...
鈴木三重吉 「古事記物語」
...小谷さんは夜が明け放れると、また電灯のスイッチをパチンと閉め、私の寝具をきちんと正し、便器を清め、床を拭き、やがてくまなく調うた床で私に食事させ、さらにあと片づけするまで一刻も小止みなく、見る眼にも感に堪えるほどこまめに働いた...
鷹野つぎ 「窓」
...細道についた自分たちの足跡を掃き清めて...
G・K・チェスタートン G. K. Chesterton 村崎敏郎訳 「とけない問題」
...雨に清められた夜の空気が胸に染み込んでくるような気がした...
豊島与志雄 「球突場の一隅」
...みんな祓(はら)い清めらるるにきまったものじゃ...
中里介山 「大菩薩峠」
...洗い清める暇もなかったのでしょう...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...部屋の中の血は一應拭き清めてはありますが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...よく洗ひ清められて居りますが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...よく掃(は)き清めてありますが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...三郎兵衞の死骸は清められて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...いよいよ羅針盤(コンパス)の四隅は銀盃の酒で清められ...
服部之総 「黒船前後」
...あちらに待たせて置け」そう命じると、三斎、掌(て)の中の珠玉を、黄な、拭き革で、丁寧に清めて、幾重にも真綿で包み、小さな青色の箱に納め、更に、三重の桐箱に入れると、今度は、取り散らかっていた箱類を、重そうな扉(と)を持った戸棚にしまって、錠を下ろし、灯を消して、さてやっと、起ち上るのであった...
三上於菟吉 「雪之丞変化」
...それは我々の体内の体液を清めようとしたが...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...罪を清めるためであろう...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...いかなる整理法で身を清めて行くべきか...
横光利一 「上海」
...ただ肌着を清めて来ただけの姿なのだ...
吉川英治 「私本太平記」
...ボスボロス海峡で過去の汚いものを洗い清めて東西の国境に足をまたげ...
吉行エイスケ 「孟買挿話」
ランダム例文:
便利!手書き漢字入力検索
時事ニュース漢字 📺
