...清々(すがすが)しい山気が...
江戸川乱歩 「湖畔亭事件」
...気が清々(せいせい)して...
豊島与志雄 「或る男の手記」
...高い土地に特有な清々しい空気が始終肌をなでて...
中谷宇吉郎 「ツーン湖のほとり」
...その清々しさというものはありません...
野村胡堂 「古城の真昼」
...二人は意地になって聴き入れなかったんですって」「吾妻屋はそれで清々したというのか」「ところが大違いで――」「まさか華魁が後追い心中をしたわけじゃあるめえ」「いえ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...菊の香が清々(すがすが)しい...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...大道は清々(すがすが)しい菊の香を流しながら墓地へいそぐ喪服のひとの姿しか見られなくなる...
久生十蘭 「黄泉から」
...朝の海の清々しい匂いの中を漕いで行った...
アーネスト・ヘミングウェイ Ernest Hemingway 石波杏訳 Kyo Ishinami 「老人と海」
...これで一先づ清々としたんだ...
牧野信一 「秋晴れの日」
...彼奴が死んで清々と好いと思はれた方が余ツ程面白いや...
牧野信一 「鏡地獄」
...」……「清々と好いや!」と...
牧野信一 「鏡地獄」
...来なければ清々と好いわ...
牧野信一 「女優」
...(黙つて飯を食ふと、直ぐに彼の人は机の前に坐つて、物々しい顔つきをして煙草ばかり喫してゐる、此方だつて口なんて利き度くもない、清々と好い、だが一体あゝして何を考へてゐるんだらう、――若しかするともう月末も近いことだし、多分、今度は何と嘘をついて国許から金を取り寄せようか? そんなことをでも思つてゐるんだらう、だけど母親などにあんな大きな法螺を吹いて、東京へ出て来たのも好いが、一体どんな了見を持つてゐるんだらう、そんなことでも一寸でも聞かうものなら、自分が馬鹿で寂しいもので、大変口惜しがつて、物を壊したりするんだから、聞いて見るわけにもいかない……あゝ、飛んでもない奴と結婚したことだ...
牧野信一 「蝉」
...」「清々と好いだらうな...
牧野信一 「雪景色」
...それが又何ともいえぬ清々した感じでございます...
室生犀星 「あじゃり」
...清々(すがすが)とにおっていて...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...肌をなぶる朝風も清々(すがすが)しい...
吉川英治 「日本名婦伝」
...寔(まこと)によい朝でございました」重盛も清々(すがすが)しかった...
吉川英治 「源頼朝」
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