...伯父よりの添書を持て下谷西町のその人を尋ねたり...
饗庭篁村 「良夜」
...実に旧き(uralter)友ヴェーゲラー*エレオノーレ夫人の添書親愛なベートーヴェン! ヴェーゲラーから貴方へおたよりを差し上げるようにということは...
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン Ludwig van Beethoven、フランツ・ゲルハルト・ヴェーゲラー Franz Gerhard Wegeler、エレオノーレ・フォン・ブロイニング Eleonore von Breuning、ロマン・ロラン Romain Rolland 片山敏彦訳 「ベートーヴェンの生涯」
...ところがどこの郡役所でも郡吏が難癖をつけて添書を拒む...
大鹿卓 「渡良瀬川」
...」さらば添書を賜へ...
大槻文彦 「ことばのうみのおくがき」
...二つ返事で地獄の門番に添書(てんしよ)だけは書いて呉れるかも知れない...
薄田泣菫 「茶話」
...添書(てんしよ)をつける事だと弁(わきま)へてゐるのだから...
薄田泣菫 「茶話」
...「汝(おまへ)描(か)けるか」10・28(夕)むかし柴田是真(ぜしん)が鈴木南嶺の添書(てんしよ)を持つて京都へ入つて来た...
薄田泣菫 「茶話」
...宇津木兵馬は駒井能登守から添書(てんしょ)を貰って...
中里介山 「大菩薩峠」
...支配頭の添書を持つて...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...支配頭の添書を持って...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...添書のようなものと地図を私にくれた...
林芙美子 「新版 放浪記」
...千葉氏の添書を持って帰って来ちまった...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...」花天月地の同巻中に榛軒に此詩を寄せた時の添書(そへしよ)があつて...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...そのほうに会って添書をたのめと申したのも...
山本周五郎 「新潮記」
...という添書を付けてだ」「誰かなにか云って来たか」「水へ石を投じたほどの反響もなかった」と十左は云った...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...」東野の云うままに裏の添書を見ると...
横光利一 「旅愁」
...この添書(てんしょ)をたずさえて...
吉川英治 「新・水滸伝」
...柴進(さいしん)の添書(てんしょ)や銀(かね)が...
吉川英治 「新・水滸伝」
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