...あなたの祝福を添えて...
ウイリヤム・バトラ・イエーツ 松村みね子訳 「カスリイン・ニ・フウリハン(一幕)」
...お道さんが手を添えながら...
泉鏡花 「唄立山心中一曲」
...口絵二十余枚を添えて...
伊波普猷 「「古琉球」改版に際して」
...時間をきめて洋杯(コップ)になみなみと注(つ)いだのへレモンと砂糖を添えて持ってくるが...
谷譲次 「踊る地平線」
...かの濶大(かつだい)なる一人も走(は)せ来たりて武男に力を添えんとする時...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...いずれあなたにも御力添えを願うことになるかも知れません...
豊島与志雄 「道化役」
...定吉は東海坊の介添えで...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...それから宴会に興を添えるはずの...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「ルイスヒェン」
...伊語のモンナなどに小という意を表わすキーを添えたものだそうな...
南方熊楠 「十二支考」
...直ぐ後からかい添え併せて目付けのため...
三好十郎 「斬られの仙太」
...水桶(みずおけ)にひしゃく添えて...
森鴎外 「みちの記」
...ここで書き添えておきたいのは...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...野中両家に対し感謝すべき理由がある事をここに書添えておく...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...基督の十字架像に大きな睾丸(きんたま)を書添えておく必要がありますな」「その通りじゃ...
夢野久作 「近世快人伝」
...「鼻もちならぬ」という表現に手の表現を添えたものであります...
夢野久作 「鼻の表現」
...医者の診立書(みたてがき)をも添えて...
吉川英治 「大岡越前」
...この城の熨斗(のし)がわりに添えてただ今進上申すであろう...
吉川英治 「篝火の女」
...「たれを添えて返しにやるか」「てまえの家臣を遣(や)りましょう...
吉川英治 「新書太閤記」
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