...le premier gentilhomme du Roi「王室の首席貴族」ド・ラ・シャートル(アシャー)公の非常に懇篤な書きものが添うていた...
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン Ludwig van Beethoven、フランツ・ゲルハルト・ヴェーゲラー Franz Gerhard Wegeler、エレオノーレ・フォン・ブロイニング Eleonore von Breuning、ロマン・ロラン Romain Rolland 片山敏彦訳 「ベートーヴェンの生涯」
...倚(よ)り添うようにして一人の青年が立って居ます...
大倉※[#「火+華」、第3水準1-87-62]子 「蛇性の執念」
...他人の年寄りの病人に付き添うているのを不思議に思いながら...
近松秋江 「狂乱」
...空知川(そらちがは)の上流を水に添うて溯(さかのぼ)る...
徳冨蘆花 「熊の足跡」
...文之丞殿と添うていたら」この一語は竜之助の堪忍(かんにん)の緒(お)をふっと切ったようです...
中里介山 「大菩薩峠」
...女を守る駕籠に引添うて河原の宿...
中里介山 「大菩薩峠」
...私が引き添うように傍(そば)に付いていた...
夏目漱石 「こころ」
...この幅五六間の空地が竹垣を添うて東西に走る事約十間...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...)湾に添うて拾つて行くと...
牧野信一 「環魚洞風景」
...その枝は萼片の上に倚り添うて葯を覆いその末端に二裂片があってその外方基部の処に柱頭がある...
牧野富太郎 「植物記」
...今日は婿君としての思いなしが添うからであるかもしれぬ...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...」と言つて私の羽織の襟をなほしながら「おすゑさんは下日暮里の線路に添うた家なんですつて――」と言つて番地ををしへてくれた...
室生犀星 「蒼白き巣窟」
...わたくしの生涯をかげのかたちに添うようにおまもりくださいました御身様が...
室生犀星 「玉章」
...母に寄り添うて炬燵へ足をいれながら...
矢田津世子 「女心拾遺」
...氏政どのの御意(ぎょい)に添うであろう」家康は...
吉川英治 「新書太閤記」
...四十年も添うてきた其方(そち)までが...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...いわゆる影の形に添うごとく...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...廊下の窓にぴつたりと添うて据ゑることもある...
若山牧水 「樹木とその葉」
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