...絶ゆる間(ま)もなく移り變る世の淵瀬(ふちせ)に...
高山樗牛 「瀧口入道」
...淵瀬(ふちせ)を定めぬ世の習いとは申しながら...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
......
樋口一葉 「さをのしづく」
...秋風さむし飛鳥川の淵瀬こゝに變はりて...
一葉 「暗夜」
...海(うみ)ならず山(やま)ならぬ人世(じんせい)の行路(かうろ)難(なん)今(いま)初(はじ)めて思(おも)ひ當(あた)り淵瀬(ふちせ)ことなる飛鳥川(あすかがは)の明日(あす)よりは何(なに)とせん...
樋口一葉 「別れ霜」
...日毎に移りゆく世相の大いなる淵瀬から...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...飛鳥河の淵瀬只ならぬはひとり都市街巷の変遷許りではあるまい...
正岡容 「異版 浅草燈籠」
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