...則ち深入(しんにふ)自得(じとく)せよ...
佐藤一齋・秋月種樹(古香) 山田濟齋訳 「南洲手抄言志録」
...私達は始めていのちの道に深入することが出來る...
阿部次郎 「三太郎の日記 第一」
...前記(ぜんき)以上(いじよう)に深入(ふかい)りしようとは思(おも)はない...
今村明恒 「地震の話」
...それ以上に深入りしているものとは...
谷崎潤一郎 「細雪」
......
種田山頭火 「行乞記」
...深入するほど親密なのだ)...
種田山頭火 「其中日記」
...笹村は時々深入りしようとしては...
徳田秋声 「黴」
...私は深入りするのを避けていたのだ――秀子のために...
豊島与志雄 「理想の女」
...心ならずも深入りしたために...
中里介山 「大菩薩峠」
...ちょっとの間に自分をこんなにも深入りさせてしまった今までの経過を考えた...
プーシキン Alexander S Pushkin 岡本綺堂訳 「世界怪談名作集」
...よく用心してあまり深入りはしないようにしている...
宮城道雄 「触覚について」
...歌の方へ深入りした...
柳田国男 「故郷七十年」
...晩香坡(バンクーバ)とは全然方角違いのアドミラルチー湾に深入りして雪を被(かむ)った聖(セント)エリアスの岩山と...
夢野久作 「難船小僧」
...特に自分の趣味として酒類の合成法に深入りしまして爾後(じご)二十何年の間に幾多の新発見を致しました...
夢野久作 「暗黒公使」
...つい深入りさせたことを...
吉川英治 「新・水滸伝」
...そんな深入りすると...
吉川英治 「随筆 新平家」
...源氏の三河守範頼(のりより)(蒲冠者(かばのかじゃ))の深入りを捉えて...
吉川英治 「随筆 新平家」
...深入りした飛車は...
吉川英治 「随筆 新平家」
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