例文・使い方一覧でみる「淪」の意味


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...沈しなければなりますまい...   沈淪しなければなりますまいの読み方
芥川龍之介 「妖婆」

...醒めてこの怖るべき形相(ぎやうさう)は消え(ほろ)びなん...   醒めてこの怖るべき形相は消え淪びなんの読み方
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」

...故に英雄豪傑の不幸に落(りんらく)するは...   故に英雄豪傑の不幸に淪落するはの読み方
石橋忍月 「罪過論」

...白粉(おしろい)を塗った落(りんらく)の女を貴夫人同様に待遇し...   白粉を塗った淪落の女を貴夫人同様に待遇しの読み方
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」

...露西亜は階級制度の厳重な国だから立派な学問権識があっても下層に生れたものは終生下層に沈しておらねばならない...   露西亜は階級制度の厳重な国だから立派な学問権識があっても下層に生れたものは終生下層に沈淪しておらねばならないの読み方
内田魯庵 「二葉亭四迷の一生」

...貧窶(ひんる)の境(きやう)に沈(ちんりん)して何(ど)うにも彼(か)うにもならぬ者や...   貧窶の境に沈淪して何うにも彼うにもならぬ者やの読み方
田山花袋 「重右衛門の最後」

...それから自分はもう取り返しのつかない落の女だ売女(ばいた)だと思いながら夜更けの道を帰って来たことも...   それから自分はもう取り返しのつかない淪落の女だ売女だと思いながら夜更けの道を帰って来たこともの読み方
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「決闘」

...第二 べた雪の連想からわたしが迷いの闇のなかから火のごとき信念にみちた言葉でその落の魂をひきだしたときお前は深い悩みにみちて双の手を揉みしだきつつ身を囲んでいる悪趣を呪ったそうして追憶の鞭をふるって忘れやすき良心を罰しつつお前は過ぎこし方の身の上を残らずわたしに語ってくれたと...   第二 べた雪の連想からわたしが迷いの闇のなかから火のごとき信念にみちた言葉でその淪落の魂をひきだしたときお前は深い悩みにみちて双の手を揉みしだきつつ身を囲んでいる悪趣を呪ったそうして追憶の鞭をふるって忘れやすき良心を罰しつつお前は過ぎこし方の身の上を残らずわたしに語ってくれたとの読み方
ドストエーフスキイ 米川正夫訳 「地下生活者の手記」

...或は進歩党をして永く逆境に沈せしむるの一原因たるやも知る可からず...   或は進歩党をして永く逆境に沈淪せしむるの一原因たるやも知る可からずの読み方
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」

...進歩党が久しく逆境に沈したるは...   進歩党が久しく逆境に沈淪したるはの読み方
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」

...浮浪の少年は沈(ちんりん)した人間である...   浮浪の少年は沈淪した人間であるの読み方
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」

...江湖落(ごうこりんらく)の詩人ならざるもまた多少の感慨なきを得まい...   江湖淪落の詩人ならざるもまた多少の感慨なきを得まいの読み方
永井荷風 「日和下駄」

...およそ問題になるほどの落(りんらく)の女を調べる気になりました...   およそ問題になるほどの淪落の女を調べる気になりましたの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...落してゆく二人の身の落ちぶれを...   淪落してゆく二人の身の落ちぶれをの読み方
林芙美子 「あひびき」

...むしろ藤原氏中の一族が久しき沈から脱出して栄達したというような有様で...   むしろ藤原氏中の一族が久しき沈淪から脱出して栄達したというような有様での読み方
原勝郎 「東山時代における一縉紳の生活」

...求めてその中(うち)に沈(ちんりん)して...   求めてその中に沈淪しての読み方
二葉亭四迷 「浮雲」

...しかるにその上が現在はどれほどまで落(りんらく)しているか...   しかるにその上が現在はどれほどまで淪落しているかの読み方
柳田国男 「木綿以前の事」

...壇ノ浦のうらぶれ平家と落した平家の女御達...   壇ノ浦のうらぶれ平家と淪落した平家の女御達の読み方
吉川英治 「小説のタネ」

「淪」の読みかた

「淪」の書き方・書き順

いろんなフォントで「淪」


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