...勝気で男優りの淀君とは...
上村松園 「朝顔日記の深雪と淀君」
...淀君を陣中に招いているが...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...淀君は在陣中に太閤の種を宿し...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...既に淀君が大坂へ帰った後のものであって...
谷崎潤一郎 「聞書抄」
...天下にただ一枚といわれる淀君自筆の手紙もあるそうでございます...
中里介山 「大菩薩峠」
...これやこの江戸ッ子というものの如是相(にょぜそう)であろうかと、青嵐はようやく傾倒する気にまで進んで行ったものと見えて、「さきほどおたずねの、その、例の豊公の木像と、淀君の消息と、秀頼八歳の時の筆――といったようなものは、実は確かに当寺に保管してあるのです、拙者が留守をあずかって、よく保管してあるのです...
中里介山 「大菩薩峠」
...その一人は今いう淀君...
中里介山 「大菩薩峠」
...北の庄の城から送られて来る淀君の面影...
中里介山 「大菩薩峠」
...笑の王国の大辻の淀君といふ愚劇をのぞいて...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...淀君の役になって太閤亡き後の豊臣家の危急存亡の大事を心配する...
三浦環 「お蝶夫人」
...『絵本太閤記』に淀君妖僧日瞬をして秘法を修せしめ...
南方熊楠 「十二支考」
...今上皇帝、女院、公卿、秀吉、淀君、蒲生氏郷などの生理的症状も、打診できる...
吉川英治 「折々の記」
...のちに大坂城での淀君(よどぎみ)となり...
吉川英治 「新書太閤記」
...秀吉の側室に入って淀君(よどぎみ)となり...
吉川英治 「新書太閤記」
...淀君に対してうごく色を見たためしはなかった...
吉川英治 「日本名婦伝」
...北の政所(まんどころ)もあるかなしかのように、淀君の勢力は、自然大坂城に偉(おお)きなものとなった...
吉川英治 「日本名婦伝」
...淀君さまからのお訊(たず)ねじゃが...
吉川英治 「日本名婦伝」
...こんどは淀君のほうの催しで...
吉川英治 「日本名婦伝」
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