例文・使い方一覧でみる「涼気」の意味


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...涼気(つめたさ)が水薬(すゐやく)のやうに体中(からだぢゆう)に染みた...   涼気が水薬のやうに体中に染みたの読み方
石川啄木 「道」

...水面はしのびやかに涼気を囘復した...   水面はしのびやかに涼気を囘復したの読み方
魯迅 井上紅梅訳 「風波」

...三日めっきり涼気(すずけ)が立って来たので...   三日めっきり涼気が立って来たのでの読み方
徳田秋声 「足迹」

...町に涼気(すずけ)の立った時分に...   町に涼気の立った時分にの読み方
徳田秋声 「足迹」

...やがて涼気(すずけ)の立つころになると...   やがて涼気の立つころになるとの読み方
徳田秋声 「仮装人物」

...涼気(すずけ)でも立ったら...   涼気でも立ったらの読み方
徳田秋声 「黴」

...涼気の立つころには...   涼気の立つころにはの読み方
徳田秋声 「黴」

...しっとりした暁(あ)け方(がた)の涼気(すずけ)に...   しっとりした暁け方の涼気にの読み方
徳田秋声 「爛」

...涼気(れうき)水(みづ)の如く闇中(あんちう)に浮動(ふどう)す...   涼気水の如く闇中に浮動すの読み方
徳冨蘆花 「良夜」

...西風颯々涼気秋に似たり...   西風颯々涼気秋に似たりの読み方
永井荷風 「断腸亭日乗」

...厠(かはや)の涼気のその中に...   厠の涼気のその中にの読み方
ジャン・ニコラ・アルチュール・ランボー Jean Nicolas Arthur Rimbaud 中原中也訳 「ランボオ詩集」

...清爽の涼気に洗われる...   清爽の涼気に洗われるの読み方
中村清太郎 「ある偃松の独白」

...煮えたる頭(かしら)には一点の涼気を吹かず...   煮えたる頭には一点の涼気を吹かずの読み方
夏目漱石 「薤露行」

...納涼気分に満ちた芝居小屋であった...   納涼気分に満ちた芝居小屋であったの読み方
長谷川時雨 「マダム貞奴」

...涼気が立って来たの」てなことを...   涼気が立って来たの」てなことをの読み方
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」

...まだ涼気(すずけ)の残っている京浜国道を...   まだ涼気の残っている京浜国道をの読み方
久生十蘭 「春雪」

...乍去余程涼気にて...   乍去余程涼気にての読み方
森鴎外 「伊沢蘭軒」

...涼気は水のようだった...   涼気は水のようだったの読み方
吉川英治 「新書太閤記」

「涼気」の読みかた

「涼気」の書き方・書き順

いろんなフォントで「涼気」


ランダム例文:
案外   もち肌   驪山  

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