...夕涼みに四条大橋に行って見ると...
上村松園 「京の夏景色」
...夕方橋の上に涼みに来る人と相対して楽に話が出来るくらいである...
寺田寅彦 「さまよえるユダヤ人の手記より」
...涼みの一行に立交っていた幇間(ほうかん)の金兵衛です...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...涼みは時候外れですが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...川から揚げて半刻も経っちゃいません」裏木戸寄りの涼み台の上に水死人を載せて...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...涼み櫓(やぐら)は...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...近くなったので勝川おばさんは涼みながら来ては...
長谷川時雨 「勝川花菊の一生」
...昼終ると友田・菊田とニューグランドへ涼みに行く...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...涼み台のやうなベッドを拵へさせたり...
牧野信一 「或る五月の朝の話」
...夕涼みに来る時などは頭を掻いても...
牧野信一 「毒気」
...二階に上って来て手摺から見下したら大きい青桐の木の下に数年前父が夕涼みのために買った竹の床机が出ていて...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...要するにそれは病後の清涼みたいなもので...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...緋毛氈(ひもうせん)の敷かれていた俄か造りの涼み台は...
山川方夫 「昼の花火」
...“女の追剥(おいは)ぎ”“女の高札斬り”夏の夜々の涼み台では...
吉川英治 「大岡越前」
...涼み船、涼み床几...
吉川英治 「大岡越前」
...隅田川にあつまった涼み船の灯を...
吉川英治 「剣難女難」
...糸瓜(へちま)の下に涼み...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...涼みの客が、虫聴(むしき)きの客に変わる...
吉川英治 「松のや露八」
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