...涼しさやすぐに野松の枝のなり夕顔や酔(ゑう)て顔出す窓(まど)の穴山賤(やまがつ)のおとがひ閉づる葎(むぐら)かな第一は純然たる風景画である...
芥川龍之介 「芭蕉雑記」
...薄明(うすあか)りに浮んだ眼の涼しさは宵の明星(めうじやう)にも負けない位です...
芥川龍之介 「三つの指環」
...人も無し木陰の椅子(いす)の散松葉 子規涼しさや松の落葉の欄による 虚子などというのはその頃の実景であった...
高浜虚子 「子規居士と余」
...大の字に寝て涼しさよ――はさすがに一茶的である...
種田山頭火 「片隅の幸福」
...それが適当な速度でわれわれの皮膚を撫(な)でて通るときにわれわれは正真正銘の涼しさを感じるらしい...
寺田寅彦 「さまよえるユダヤ人の手記より」
...涼しさの生じるためには...
寺田寅彦 「さまよえるユダヤ人の手記より」
...その刺激のために生ずる特殊の感覚がいわゆる涼しさであろう...
寺田寅彦 「備忘録」
...暑さがなければ涼しさはない...
寺田寅彦 「涼味数題」
......
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...」二人は夜ふけの風の涼しさと堀端のさびしさを好い事に戯れながら歩いて新見附(しんみつけ)を曲り...
永井荷風 「つゆのあとさき」
...昼間の涼しさに引替へふけるにつれてます/\激しくなるのに堪へかね...
永井荷風 「来訪者」
...如何にも涼しさのあふれる名品である...
中谷宇吉郎 「桂浜」
...私はふと寺田先生の涼しさの説を思い出した...
中谷宇吉郎 「清々しさの研究の話」
...鑿を執(と)る手を休めて眺めると、眼元の涼しさ、鼻筋の素直さ、その頃流行(はや)った、少し受け唇のあどけなさ、それにも優(ま)して、頬の肉付きの可愛らしさと、首から四肢へかけての、凝脂(ぎょうし)の美しさは、まことに比類もありませんが、それがどうしたことか、美し過ぎ、端正に過ぎて、なんか知ら一脈の物足らなさがあるのです...
野村胡堂 「奇談クラブ〔戦後版〕」
...肩の透いた袷、よれよれの帯、油気のない髪――それは見る影もない姿ですが、眼の涼しさにも、頬の豊かさにも、十八の青春は美しく燃えて、貧苦も艱難も虐げ尽せぬものがこの娘にあります...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...虫の音く夜ごろの涼しさなのに...
長谷川時雨 「きもの」
...夏の夜軒端(のきばた)などに吊して涼しさを添える品であります...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...夏もわすれる涼しさのかわりに...
吉川英治 「宮本武蔵」
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